サンフランシスコ中華街:法輪功修煉者を殴打した暴徒、連行される(写真)
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  【明慧日本2012年6月15日】米国サンフランシスコの中華街で今月10日、法輪功修煉者たちがいつものように、往来する人々に中共(中国共産党)当局による法輪功への迫害の真相を伝えていた。午前12時ごろ、中国領事館に指示されたと見られる暴徒らが現われ、法輪功修煉者を罵り、殴打した。暴徒らは、通報を受けた警官により連行された。

パネルを掲げ、真相を伝える法輪功修煉者

法輪功修煉者を罵る暴徒

 

拳を挙げ、法輪功修煉者を殴打する暴徒

拳を挙げ、法輪功修煉者を殴打する暴徒。この後、警官に連行された

 10日12時ごろ、法輪功修煉者たちはいつものようパネルを掲げ、往来する人々に法輪功が受けている迫害の真相を伝えていた。その時、20人あまりの人が続々とやって来て、修煉者を挑発し、罵声を浴びせた。その場面をビデオで撮影していた修煉者が彼らに暴行を加えられ、続いて数人の修煉者が殴打された。周囲の人がこれを見て、直ちに警察に通報した。警官が駆けつけ、暴徒らは連行されていった。

 礼装用の帽子を被り、暴行を振るった男は、形勢がよくないと見て逃げようとした。その時、警官が現場に駆けつけた。彼はおかしな行動をし始め、地面に座り込み、そして横たわり、苦しそうな振りをしていた。警官は修煉者が撮影した暴行現場のビデオを見て、暴徒らを連行していった。

 警官は、「法輪功修煉者はどこでも活動する権利がある」と話した。

 暴行を受けた修煉者は警官に、「暴徒らを告訴します」と告げた。

 当事者の法輪功修煉者・王さんは、「私たちがパネルを展示しているのは、中国で発生している、法輪功に対する残酷な迫害を人々に知ってほしいからです。多くの家族、私自身も含め、すべてが多くの迫害を受けています。赤い服を着たならず者をはじめ、押し寄せた人たちが彼と同じグループであることは明らかです。私たちに体当たりしたり、騒ぎ立てたり、殴ったりしました。修煉者がビデオを撮り始めると、彼らは殴りかかり、私は2発殴られました。年配の女性も殴られました。その場の一部始終を撮影することができましたので、警官が駆けつけた時、証拠として採用されました」と話した。

 事件現場にいた、米国に来て10数年の羅さん(女性)は、「これらの法輪功修煉者は、中国で法輪功が迫害を受けている真相を皆さんに伝えています。修煉者の身内が、法輪功を修煉しているという理由で中共から迫害を受けています。毎日拷問に直面し、常に生死の崖っぷちに立たされています。修煉者は中国で迫害を受けている身内のために、救援の呼びかけをすべきではありませんか? 修煉者はただ真相を皆さんに分かってほしい、善悪をはっきり見分けてほしいだけなのです」と話した。

 「中国では現在、法輪功修煉者の生体から臓器を強奪して暴利を得ている、このようなとても悲惨なことが起きています。これは人間のする行為ではありません。ではなぜ中国では起きるのでしょうか? それは中国社会が堕落して、人類の道徳、中国人の道徳がここまで滑落したからです。これは、中国共産党の60年来の党文化、無神論と関係があります。人間の生命は中共の眼中にはなく、その人権はなおさらのこと、語れるものではありません」

 「中国共産党は、あの赤い服を着た老人を利用して、法輪功修煉者に罵声を浴びせ、中華街の華人を惑わせています。話していることは嘘ばかりで、すべて中共の虚言と同じです。もし私、たちがこのような行為を許してしまえば、虚言や邪悪を黙認するのではありませんか?」と、羅さんは話した。

 法輪功修煉者・黄さんは、「今回の事件で分かるように、サンフランシスコ領事館は、中共の法輪功に対する迫害を海外にまで範囲を広げ、中共の法輪功に対する迫害政策をずっと実行しています。私たちは必ず暴徒らを厳重に懲罰しなければなりません。これはまさに、中共領事館が海外で法輪功修煉者を迫害、妨害していることを暴露することになります。」と話した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/12/258826.html)     更新日:2012年6月16日
 
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