【明慧日本2012年1月9日】黒竜江省の610弁公室の指示により、ハルビン市の警官が2011年12月、ハルビン市と双城市で約80名の法輪功修煉者を不当に連行したという(明慧ネットの報道統計)。
2011年11月13日、ハルビン市公安局副局長が双城市警官を率いて56名の法輪功修煉者を連行した後、双城市管轄区でまた20名あまりの法輪功修煉者が連行された。続いて12月20日前後、19名の双城市在住の法輪功修煉者が労働教養所に収容された。2011年の大晦日、約30名のハルビンの法輪功修煉者が連行された。連行された法輪功修煉者は拷問された。修煉者の薑曉燕さんは迫害され何度も失神し、収監されている左仙鳳さんは61日間の延長を強いられた。
以下ハルビン市の警官が12月に行った犯罪行為である。
一、12月にハルビン市で80名の法輪功修煉者が連行され、多数の人が嫌がらせを受ける
(一)12月31日、約30名の法輪功修煉者が不当連行
今回の不当な連行事件は中共がかねてから企んでいたことだ。尾行、電話盗聴、ネット監視を長く続けていた。中共はこれを「ゼロ行動」と呼ぶ。つまり、2012年になるゼロ時前に、ブラックリストにある人を連行することである。しかも、法輪功修煉者の家族まで連行した警官もいたという。
以下は、不当連行された修煉者の状況(情報の確認が取れたもののみ)。
1、31日午前8時前後、香坊区三輔街在住の法輪功修煉者・斉亜茹さんが肈市五站鎮にある姉の家でハルビン公安局と五站鎮派出所の警官が一緒に連行された。斉さんがパトカーの中で夫(修煉者ではない)もいたと発見した。警官が夫を脅かして連れて行った可能性がある。斉さんの10歳になる娘も一緒に連行された。
2、31日午前中、ハルビン市道外区在住の法輪功修煉者・宫文艺さんが連行された。
3、31日午前5時ぐらい、大勢の警官がドアをこじ開け、ハルビン市香坊区在住の法輪功修煉者・郭玉蘭さんを連行し、また家を家宅捜索して、多くの金銭と物品を奪った。
4、31日、ハルビン市道外区龍江ボイラー工場に勤務する法輪功修煉者・宋さん、蕭さん、丁小梅さんなどを連行した。
5、31日午前6時、ハルビン市紅平小区在住の法輪功修煉者・李秀紅さんと夫(修煉していない)が自宅で連行された。
6、31日朝、ハルビン市のカメラ工場に勤務する法輪功修煉者・波さんが連行された。
7、31日午前5時前後、ハルビン市のバス運転手で香坊区在住の法輪功修煉者・張宝全さんが家で中山路派出所所長らによって連行された。
8、31日、ハルビン市香坊区在住の法輪功修煉者・李文春さんが連行された。朝7時から8時前後、李さんは家にいたところ、香坊区公安分局の警官に連行され、家にあったすべての物を持って行かれた。31日に李文春さんの家にいたすべての法輪功修煉者が相次ぎ連行された。今は鴨小圈留置場に拘禁されている。
9、31日午後1時、ハルビン市南崗区在住の法輪功修煉者・趙喜東さんが写真館で写真を現像していたとき、警官に連行された。趙さんは脅迫されて家まで警官を連れて行き、家宅捜索をされた。3000元あまりの現金と私物を奪い取られ、家をめちゃくちゃにされた。テーブルの上に、警官らが吸っていたとみられるたばこの吸い殻と、食べた後に残されたみかんの皮、ティッシュなどのゴミが散乱していた。近所に住む目撃者によると、午後4時から4時半にかけて、一代の警察用の軽装甲車が趙さんのマンションの前から去っていったのを見たという。
事件が発生した後、警察は家族に知らせなかったので、家族は趙さんを探しまわって110番にかけた。約5時間後、平路派出所から電話が来て、趙さんが現在、香坊分局留置所に拘禁されていると告げされた。
10、31日午前、道外区在住の法輪功修煉者・武義于さんは、ハルビン市崗区蘭谷電小街の自営の店で連行された。現在、どこに収監されているかは分かっておらず、調べ中である。
11、31日、ハルビン市道里区在住の法輪功修煉者・劉景洲さんは自宅で連行された。現在、行方不明となっており、詳しい情報は調べ中である。
12、31日午前7時、ハルビン市道里区在住の法輪功修煉者・王傳璽さんが自宅で連行された。連行したのは国保(国家安全保衛)大隊、道里区公安分局、新華派出所の警官10人あまり。現金二万元あまり、銀行カード数枚、店の売上も奪われ、また、大量の私物を没収された。王さんは現在、鴨小圈留置場に拘禁されている。
13、31日朝3時、香坊区在住の法輪功修煉者・張勝国さん夫婦が連行された。警官は地下水路パイプが破裂したと偽って、家に入った。家宅捜索を5時ごろまで行なった。パソコン、プリンタ、真相DVD、現金一万元あまりを没収し、夫婦二人を連行した。現在、行方不明。
その後、家に数人の警官が残った。朝9時ごろ、家に来た法輪功修煉者・李秀柏さん(70代)、肖春燕さん、兄などが連行された。
14、31日午前7時ごろ、ハルビン市公安局と同市南崗区保健路派出所の多くの警官が法輪功修煉者・劉彦波さんの自宅に侵入し、家宅捜索を行い、劉彦波さんを七処に収監した。
15、カク蓮琴さんと、正陽河に在住の王さん(女性)は同時に連行された。31日朝7時、王さんがカクさんの家へ行き、カクさんがドアをあげた時、突然、20人あまりの警官が現れ、家に侵入した。王さんとカクさんは地面に押し倒され、暴行を受けた。
二人は連行され、さらに60冊の法輪功書籍、DVD、現金6000元、パソコン、プリンタを没収された。今回の事件に関与したのは、国家保安大隊、道里区公安分局、河柏派出所の警官で、道里区公安分局李局長が直接指示した。家宅捜索が終わった後、4,5人の警官が午後2時半まで家に残った。
16、ハルビン市道外区北カ街在住の法輪功修煉者・李春光さんは31日午前、道外国保大隊に連行された。警官の身分は不明。李さんは家宅捜索をされ、法輪功の資料を没収された。
17、1月1日朝7時ごろ、5、6人のハルビンの警官が法輪功修煉者・李学君さんの自宅で李さんを連行した。