山東省:高密市の警官 3人の法輪功修煉者を不当連行
【明慧日本2012年7月5日】山東省高密市に住む法輪功修煉者・仲淑蘭さん(64)は先月12日の夜10時頃、夜市で法輪功の無実を伝えた際、通報されて西関派出所まで不当に連行された。当時、淑蘭さんの弟である法輪功修煉者・仲崇増さん(60)は姉の様子を見に行ったが、他の修煉者・王岩さん(50代女性)とともに不当に連行された。
翌日午前、警官らは仲淑蘭さんの自宅に不法侵入し、私物および現金を没収した。そして、淑蘭さんたち3人を高密刑務所に送りこんだ。
3人が刑務所に移送されたことを知った家族は、14日に西関派出所に行って釈放を求めたが、警官は「高密刑務所に行け」と返した。家族が高密刑務所を訪ねると、また「西関派出所に行け」と言われたという。結局、家族は淑蘭さんとは会えなかった。
崇増さんの娘は、手術後の後遺症がある父を心配して、高密刑務所を訪ねたが、面会できずに帰った。
現在、高密刑務所に拘禁されている法輪功修煉者は、以下のとおりである。
今年2月29日午後、同市の夏荘鎮河崖伊家荘村に在住の法輪功修煉者・秦月美さん(40代)は、自宅で家事をしていた時、河崖派出所の警官に不当連行された。
今年4月27日午前、同市の康荘鎮三官廟村の法輪功修煉者・李月琴さん(57歳女性)は、法輪功の真相を伝えた際、通報されて東関派出所に不当連行された。
今年6月19日、平度市大澤市の法輪功修煉者・郭明娟さん(55歳女性)は、不当に済南労働教養所に収容された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)