王関栄さん |
失明した両目から涙が流れる王関栄さん |
王さんは生前、自分の迫害された経歴を語って録音していた。
王さんは法輪功を修煉する前に、糖尿病・椎間板ヘルニアなどの病気で苦しめられ、深刻な時は歩くことさえできなかった。1999年4月、王さんは法輪功の修煉を始め、わずか半月で体の状態が好転し、歩けるようになり、仕事までできるようになった。
![]() 拷問の実演:野蛮に灌食される |
拷問の実演:暴行される |
1999年7月、中共(中国共産党)は法輪功を中傷し、迫害を始めた。王さんは2001年初め、政府に法輪功の真相を伝えるため北京へ行った。しかし、天安門広場で前門派出所の警官に連行され、延慶県(北京近郊)で5日間拘禁され、王さんは5日間断食した。その後、天津大港派出所まで連行され5、6日間拘禁された。王さんは名前を言わず、断食して迫害に抗議したため、野蛮な灌食を強制され、暴行を受けた。警官は王さんを殴ったり蹴ったりし、髪を引っ張って地面にぶつけ、大岡刑事警察隊の鉄の檻に4、5日間閉じ込めた。その後、王さんは双鴨山市公安局に地元へ移送され、同市留置場に4カ月余り監禁された。当時、警官は王さんが所持していた2千元あまりを奪ったが、今なお返していない。
![]() 拷問の実演:灌食される |
2002年12月7日、王さんは双鴨山市集賢県で人々に法輪功の真相を伝えた時、タクシーの運転手に告発され、同県留置場まで連行された。当時、王さんの所持金2300元をすべて没収され、今なお返されていない。
拷問の実演:ビニール袋を頭に被せられる |
![]() 拷問の実演:両腕を背中に回して手錠をはめられる |
双鴨山市公安局は「特別案件グループ」を設立し、もっぱら法輪功修煉者に対して拷問を行い、自白を強要した。グループの人員は各公安局・610弁公室から選抜された約20数人で構成されている。王さんは法輪功修煉者・孫鳳傑さんと共に尋問された。
目撃者の話によると、「特別案件グループ」の警官が王さんに対して自白を強いた2日間の様子を、集賢県留置場はずっとビデオ監視器で見ていて、グループの警官が帰った後、留置場は王さんの体の各部位の傷をすべて記録した。
王さんの記憶によると、集賢県留置場で夜中に座禅を組んだ時、警官に見られた。警官は突進して、「小白竜」と呼ばれる直径3センチのプラスチック管で王さんを殴った。
2003年5月8日午前9時、市内の尖山区裁判所は法輪功修煉者に対して開廷し、孫鳳傑さんと王さんがそれぞれ13年と12年の懲役を言い渡された。2002年~2003年の間、双鴨山裁判所は連続して12人の法輪功修煉者の裁判を開廷し、全員の刑期は合わせて127年、平均1人10年半の懲役を下された。現在までに、そのうち4人が迫害されすでに死亡した。多数は依然として刑務所の中で迫害を受けている。王さんは双鴨山市集賢県の留置場で10カ月拘禁された後、黒竜江省ハルビン市女子刑務所に移送された。
黒竜江省ハルビン市の女子刑務所は、正真正銘の人間地獄だ。10数年来、刑務所の警官は受刑者を利用して、ずっと法輪功修煉者を迫害し続けている。薬物注射・スタンガンで電気ショック・野蛮な灌食・吊るし上げる・縛り付ける・寝させない・長時間立つ姿勢を強制するなど、その手段は極めて悪質で、多くの法輪功修煉者が迫害されて死亡、あるいは不具になった。
黒竜江省の女子刑務所
拷問の実演:長時間にわたって飛行機の姿勢を強いられる |
拷問の実演:手錠で地面に固定される |
長時間にわたって小さい椅子に座らされる |