イギリス:真善忍美術展が開幕 大主教がテープカット(写真)
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 【明慧日本2012年7月18日】真善忍美術展が今月5日、イギリスの北の首都とも呼ばれ、金融経済の中核をなすリーズ市で開催された。市中心部にあるコーン・エクスチェンジ(Corn Exchange)というヴィクトリア調の建物のショッピングモールに絵画が展示され、リーズ市の大主教が開幕式でテープカットを行なった。


'利兹Corn Exchange购物中心举行真善忍美展'

真善忍美術展が開催されたショッピングモール

'利兹大主教为画展剪彩'

テープカットを行うリーズ市の大主教

 美術展開幕当日の夕方、リーズ市の大主教ジョン・パッカー(John Packer)氏が早々に会場を訪れ、一つ一つの絵画をじっくりと見ていた。

 パッカー氏は次のように述べた。「この美術展に来場することができて非常に光栄です。これらの絵画は、残酷な迫害を受けている場面の絵画も含めて、人類の永久不変の価値観である真善忍を表現しています。私はとても感動しました。そして、佛家と道家の奥深い内包を持つ法輪功は、私達に永久不変の価値観を教えてくれました。私はキリスト教の主教として、これらを絵画を通して伝えることを歓迎し、祝賀いたします。実際、私は洗礼を浴びたような気がします。今日の美術展で、人権を守ることの大切さを痛感しました」

'利兹市议员约翰·凌伍斯(John Lllingworth)'

リーズ市議会議員ジョン・リングワース氏

 リーズ市の市議会議員ジョン・リングワース(John Lllingworth)氏は美術展に深く感銘を受けたという。リングワース議員は「今日は初めて知りましたが、残酷な迫害について聞いて、とても冷静ではいられません。迫害に対し、私は微力ながらも助けになりたいと思います。人間として絶対に許してはならない行為です」と強調した。

 リーズ市最大の芸術館館長のNigel Walsb氏も会場を訪れた。そして、「これは非常に感動的な美術展です。芸術家たちが異なる手法でテーマを表現し、とても興味深いものです。伝統的な技法を使ったこれらの絵画は、人々を惹きつけるものとなっています」と感動を述べた。

 Walsb氏は特に、迫害によって亡くなった人を描いた一枚の絵画について語った。「彼が横たわっているベッドの下には、一枚の紙が落ちています。そして、悲しんでいる女性がベッドに座っています。この一枚の紙を通して、残された者と逝ってしまった者が通じ合っています。この絵を見ている人には、無限の深い悲しみが伝わってきます。似たような表現方法で、かつてある画家がフランス大革命の時の情景を絵にしました。まさかここで、現実の生活の表現として、このような絵画を目にするとは思いもよりませんでした」

 リーズ市での真善忍国際美術展は11日間連続で開催され、7月16日に閉幕した。多くの市民が鑑賞に訪れた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/7/259918.html)
 
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