師を仰ぎ見る(十)
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――大法は私に師が法を正すことを手伝う神通を与えた

文/中国の大法弟子 法粒子

 【明慧日本201286日】去年の上半期のある日、発正念をするとき、私はある都市の上空に巨大で赤色の混じった密度の高い黒色物質が現れたのを見ました。見た目もきわめて邪悪で、恐ろしいものでした。私はそれがどの都市なのかをはっきり見ようとすると、上空にはその都市の名前が浮かんできました。私が功能で見ると、このことは旧勢力が按排した大きな地震で、都市が丸ごとこの地震により一面の廃墟と化し、地震後に生き残る人非常に少ないことが見えました。また、一部の大法弟子が地震の中で身体を失い、ほかの大法弟子たちの修煉環境も大きく破壊されました。私は毎日このことで発正念をしましたが状況は変わらず、情勢はますます厳しくなりました。ある日、発正念のとき、その黒と赤が混じった物質は噴火し、すぐにでも地震が起きそうでした。道と住宅の上の至る所に、地震で亡くなった人たちを連れて行くために待機する鬼たちがいました

 このとき、発正念の中で師父は高いところから降りて来られ、私に「あなたはこの地区を保護しなさい」と言ってから去っていかれました。私は続けて発正念をしましたが、このことは非常に難しいと感じました。私は夫と交流して、夫は自分の認識として、「このことを制御する最高次元から最低次元までの層々の旧宇宙の神を見抜いて、取り除いたほうがいい」と話しました。私は道理があると思い、発正念の中でこのことは2種類の旧宇宙の神が参与していることがわかりました。その中の一群の神は常人のことを按排し、大法弟子たちとは関係ありませんでした。地震の中でどの建物が倒壊し、どのものを崩し、どの人が怪我をし、どの人が亡くなるなどの按排でした。ほかの一群の旧い神は、もっぱら大法弟子たちを迫害するためでした。彼らは地震の中でどの大法弟子が怪我、あるいは亡くなり、どの大法弟子に経済的な迫害をするなどを按排しました。私は異なる空間に、一枚の長い紙があるのを見ました。上には地元および周辺のすべての大法弟子に対する迫害の按排が一段落ずつ書いてありました。その中には一部の大法弟子がこのことで旧勢力と結んだ契約もありました。

 発正念の中で私は大法弟子のその部分の按排を取り除き、このことに参加した層々の旧い神に対して善解するものは善解し、取り除くものは取り除きました。また常人のことを按排した層々の旧宇宙の神たちに対して、地震の中で大法弟子たちを迫害してはならず、大法弟子たちを保護すべきだと話しました。彼らはそれを了承しました。後で私は彼ら全員に、大法弟子たちを保護するようにと、一枚の紙に署名してもらいました。異なる空間で私は地元および周辺の大法弟子たちと交流し、旧勢力の按排を認めず、私たちの修煉環境が破壊されてはならないと話しました。私たちは共に「私たちはみな李洪志師父の弟子で、ほかの按排は一切認めません」と唱えました。私は正神と私の法身、地元大法弟子の護法神と法身に法を護るよう、邪悪が地震の中で大法弟子を迫害させないようにと頼みました。瞬間、異なる空間で、多くの正神と護法神が地元に表れました。同時に地獄の扉が開き、多くの鬼たちが慌てて地獄の中に入り込み、逃れました。私は発正念して大法弟子を迫害する卑しい鬼たちを取り除き、地獄の中からはそれらの鬼たちの悲鳴が聞こえました。大法弟子を迫害することと関係がない鬼たちは怯えていました。

 後で発正念をするとき、私は法身と正神に、大法弟子と法の基準で保護すべき生命たちに対して覆いをかけて保護してもらいました。その時、その都市の上空は正神と護法神と法身でいっぱいでした。地元と周辺地区は金色の覆いに覆われて非常に壮観でした。しかしその黒と赤が入り混じった物質は依然として存在し、地震の災難は依然として存在しました。

 翌朝発正念するとき、私はすべての都市と周辺地区の上空がきれいになり、その恐ろしい物質がなくなったのを見ました。非常に不思議に思い功能で見てみると、慈悲で偉大なる師父が手を振り回して、地震とこの災難を取り除かれていました。師父はまた、旧勢力が地震の中で地元の大法弟子たちを迫害するため使った紙を手に掴んで燃やされました。その紙が燃えるとき、地元の一人ひとりの大法弟子たちの身体から黒い物質が師父の身体に飛んで行き、師父はそれを消してくださいましたが、師父の身体は大きなダメージを受けられました。私は涙を流し、事後このことを周りの同修と話したとき、同修も涙を流しました。

 実は私たちは分かっています。私たちの修煉の中で、慈悲で偉大なる師父が弟子たちのために支払われた代償と、耐えられたことを。しかし私たちが知っているのは、ほんのわずかな一部分です。十数年の修煉の中で、私はずっと広大な佛恩を浴び、浩瀚たる宇宙の壮絶さを感じ、驚天動地の巨大な変化に震撼しながら、自らの古い誓いを果たしてきました。師父からいただいた光栄を私は知っています。それは弟子たち永遠に恩返しすることができないものです

 師父の慈悲なる笑顔を仰ぎ見る度に生涯忘れ難い光景が目の前に浮かび上がり、なかなか離れようとしませんでした。青い空から下りてきている金色の梯子を昇っている私の姿がありました。慈悲で偉大なる師父が私の手を引きながらずっと私は自力で空を飛べるまで一段ずつしっかり上がっていけるよう支えてくださっていました。そうすると私は思う存分に空を飛べるようになり、慈悲で偉大なる師父が微笑んで私を見守りながら、先で待っていてくださっていました。その刹那、私の全身が師父の計り知れない慈悲に包まれました……。

 (完)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/11/259521.html)
 
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