【慶祝5.13】医師「これは同じ人ですか?」
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文/中国雲南省の大法弟子

 【明慧日本2014年5月29日】妹夫婦はずっと法輪功の素晴らしさを受け入れませんでした。私の身の回りに奇跡が起きても、彼らは信じませんでした。そして、私が大法の素晴らしさを話すと、彼らは大笑いし、私のことを「変わり者」と嘲笑しました。

 2010年のある日、妹の夫はトラックを運転中、石の多い凸凹道で、突然道から逸れました。彼は驚いてハンドルを切り、トラックは車道に戻りましたが、急に両足の感覚がなくなったのを感じ、恐ろしくなりました。結局、手でブレーキを押してトラックは止まりました。

 その後、彼は県の病院に搬送されました。医師は「両足は腫れてもいないし、炎症もない。こぶは出来ていないし、出血もしていないのに、どうして動かないのですか?」と入院を拒否しました。仕方なく、他の病院に行くことにしました。そこでレントゲンを撮って見ると、脊椎骨の一節が砕けていました。しかし、砕けた骨を探しても見つからないので、骨を移植するしか方法がありません。手術は早朝から夜10時まで続きました。腰から太腿部にかけて切開し、太腿骨を取り出し、脊椎の部分に移植しました。手術が終わり、彼が手術室から出た時、身体はパイプだらけで、様々な複雑なパイプが、まるで木の根のように身体から伸びているように見えました。

 医師は妹に「1週間、1滴の水も与えてはいけません。そして、この人の後半生は車椅子で過ごすことになるでしょう」と言いました。妹は取り乱して「お姉さん、どうか夫を助けてください」と泣きながら私に電話をしてきました。私は「法輪功しかあなたの夫を救うことはできません。ほかには方法がないわ。彼が大法を学びたいのなら、私は大法の本を届けに行きますよ」と話しました。その時、妹は携帯電話を彼の耳に当てていたようで、電話の向こう側から弱々しい彼の声が聞こえてきました。「持ってきてください」

 私は急いで『轉法輪』を持って病院に行きました。私が『轉法輪』の第一講を読み終えると、話をすることすら困難で、身動きできない彼が「お姉さん、私はお姉さんの方へ寝返りします」と言いました。彼は寝返ってから、「お姉さん、私は自分で本を読みます」と言いました。その後、彼は『轉法輪』の第二講を読み終えるとすぐに「お腹が空いた」と言いました。

 妹は大法の威力を目撃しました。妹は医師の言葉を無視し、彼のために豚足スープを買って来ました。彼の飲みっぷりに、妹は驚きました。スープの中の具を丸呑みにし、あっという間にきれいに食べ終わりました。

 その時、医師と看護師が病室に入って来ました。医師は一滴の水すら飲んではならないのに、豚足スープを飲んでしまったことを知り、直ちに「彼の命に関わる大変なことですよ。あなた達に忠告します。何かあったら、責任は自ら負ってください。病院とは何の関係もありません」と言いました。医師は私達がまた何か変わった行動をしたら困るので、わざわざ看護師を病室に残しました。

 彼は入院中『轉法輪』を読み続けていました。そして入院3日目、彼は退院したいと申し出ました。医師と看護師は本当に理解できませんでした。家族に退院証明書を書いてもらい、彼は救急車で家に戻りました。病院側は彼に特価で車椅子を売ろうとしましたが、彼は断りしました。

 彼は家に到着すると、4人の力持ちの若者が彼をベッドに運びました。次の日、彼は事故以来、初めてトイレに行きたくなりました。しかし、いくら人を呼んでも誰も返事がありませんでした。仕方がないので自ら起き上がり、窓枠を支えにして庭までゆっくりと歩いて行きました。そしてまた、ベッドに戻りました。しばらくして妹が帰って来て、庭から「誰か庭で大便をしたの?」と大声で叫びました。その時、彼は部屋から「大声で言わないで。僕だ」と返事をしました。妹は信じられませんでした。妹は彼に「もう1回歩いて見せて」と言い、彼は再び庭まで歩いて行きました。

 この信じられない真実を前に、妹はどうしても自分の気持ちを抑えられませんでした。妹は「これからの後半生は、私はずっとあなたの介護をしなければならないと思い、あなたは二度と起きられないと思っていました。思いかげないことですね。法輪功は私達を助けてくださいました」と言いました。2人は誰に遠慮することなく、お互いに抱き合って、笑ったり、泣いたり、興奮しながらも、まだ信じかねる様子でした。

 妹は主治医に電話でこの不思議な変化を話しました。主治医は妹が何を言っても信じませんでした。そして「明日、彼を連れて病院に来てください」と言いました。次の日、彼は車に乗って、病院に行きました。主治医は「同じ人ですか?」と疑いました。レントゲンを撮ると、さらに意外な結果がわかりました。脊椎部分に固定されたスチールプレートとボルトがなくなっていました。あまりのショックで、主治医は「あなたは何か秘薬を飲んだのですか? 早く教えてください。そうでなければ治るはずがありません」と興味津々に聞きました。彼は「秘薬なんかありません。私は『轉法輪』を読み、法輪功を学んでいます」と答えました。主治医はさらに興味を持ち、「早く『轉法輪』を探してください。読みたい、読みたい!」と言いました。数日後、彼は『轉法輪』を持って再び主治医と会いました。主治医は宝物を手に入れたかのように、『轉法輪』を受け取りました。嬉しそうに「この本を私にくださいませんか? あなたはまた手に入るでしょうから」と言いました。彼は「どうぞ」と言いました。

 今回、彼は病院に行く時に、車には乗らず、付き添いもなく、1人でバイクで行きました。今、妹も大法を学んでいます。妹夫婦は法輪大法の素晴らしさを伝える生き証人になりました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/5/10/291373.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/5/13/949.html)
 
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