遼寧省の法輪功学習者 錦州市留置場で拷問受ける
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 【明慧日本2015年1月12日】遼寧省の錦州市留置場に監禁されている法輪功学習者・徐亜娟さんは現在、目撃者の話によると、毎日昼間は独房に監禁され、夜は「定位」という拷問を受けているという。毎日このような迫害を受け、さらに食事は1回しか与えられない。

 「定位」という拷問は錦州市留置場の警官らが法輪功学習者を迫害する主な手段である。板の上に手と足を固定されて、手錠などを掛けられることによって全く動けなくなる。

中共酷刑示意图:四肢固定
拷問のイメージ図:ベッドに縛り付けられる
中共酷刑示意图:吊背铐
拷問のイメージ図:手錠で吊るされる

 昨年11月6日午後5時頃、徐さんは独房から戻って、警官に自分の名前を呼ばれたとき応じなかった。これを理由に同じ部屋にいた売春・麻薬犯の師雅琴が椅子で徐さんの後頭部を10数回殴った。警官・石紅はこの暴行を制止しなかった。

 徐さんは最後に倒れてしまったが、警官・石紅の命令で、師雅琴と受刑者・董は後ろ手に手錠をかけて徐さんを吊り上げた。30分後、徐さんは息苦しくなって2時間後にやっと降ろしてもらえたが、すでに立ち上がれなくなっていた。

 そのほかに、もう一人の法輪功学習者・王瑞鳳さんは警官らにとって都合の悪い話をすると常にテープで口を封じられたという。

 2010年から、錦州市留置場が葬式用のお金などの商品を作り出した。受刑者らは毎日12~15時間働いている。不当に監禁されている法輪功学習者たちは労働を拒否した際に、いつも警官と受刑者らに殴られ、拷問を受けているという。法輪功学習者・曲偉さんは労働を拒否したため、迫害され亡くなった。このような迫害事実はすでに明慧ネットに報道されたが、錦州市留置場での法輪功学習者に対する迫害は依然として続いている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/8/301248.html)
 
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