河北省:秦皇島市の法輪功学習者が不当連行
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 【明慧日本2015年1月13日】河北省秦皇島市の法輪功学習者・徐永凡さんは昨年10月15日、同市青龍県の警官に連行され、現在、青龍県留置場に拘禁されている。

 2014年10月15日、徐永凡さんがレンタルしているトラックが青龍県土門子付近で警官に止められた。警官は車内にある3千冊の法輪功関連書籍、2015年カレンダーなどを発見した。その後、現地の派出所の警官を呼び、徐さんと運転手を連行し、物品を押収した。徐さんは「車内の物品は私が2万元で買ったので、個人の所有品です」と主張した。現在、徐さんは青龍県留置場に拘禁され、運転手はトラックを運転して帰宅した。

 徐さんを罪に陥れるため、河北省610弁公室・国保大隊・土門子派出所の警官は引き続き法輪功学習者を連行している。2014年11月17日、大勢の警官が6台の車に乗って、土門子鎮の法輪功学習者・韓耀春さんの家に進入し、家の中や庭のあらゆる物をひっくり返し、鍵を壊した。警官は法輪功創始者の写真・MP3・携帯電話などを押収し、通話中の韓さんの妻を殴り倒し、手錠をかけて派出所まで強制的に連行した。警官・李印卿は家に入った途端「私はお前達を迫害した者だ、また迫害しに来たぞ……」と繰り返し言った。当日、韓さんの妻は帰宅した。

 12月19日、土門子派出所の警官らは、また韓さんの家に行き、「連行された徐さんと関係があるだろう、派出所で自白しろ」と言った。韓さんは「名前さえ知らないのに、何の関係があるのですか? 絶対に協力しません」と言った後、警官は「関係がなくても構わない、形式上で手続きを済ませるだけでいい」と答えた。韓さんは「警官は悪人を捕まえるべきであり、善良な人を迫害してはいけません。善悪の報いは道義です」と固く拒否したため、警官らは引き上げた。

 12月25日、徐さんの弁護士は留置場で徐さんと面会した。弁護士の話によると、徐さんの精神状態は良いが、毎日朝7時から作業をさせられているという。

 12月26日午前、徐さんの家族と弁護士は青龍検察院に書面を手渡した後、青龍国保大隊を訪ねた。警官・李印卿が応対し、家族が法輪功の素晴らしさを伝えると、李印卿はテーブルを叩いて大声で「法輪功の事を私に言わないでくれ! 言うならこの訴訟事件のみのことだ。まだ法輪功のことを言うなら直ちに逮捕するぞ!」と叫んだ。

 弁護士の話によると、訴訟手続きに基づけば、徐さんの拘留期限は2カ月だという。期間中、証拠を集めることができなければ、検察院は必ず逮捕許可を取り消し、直ちに徐さんを釈放しなければならないと話している。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/29/302282.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/1/5/147853.html)
 
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