教師は知恵をもって真相を伝え クラス全員が脱退した
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2015年3月11日】私は教師です。法輪功を修煉していることが理由で、私は数回にわたって不当に連行されました。そのため、学校側は私に授業を停止させました。その後、師父の慈悲なる按排の下で、私は再び教壇に立つことが出来ました。本来、美術教師ではない私は、今、美術の授業を担当し、7、8クラスを担当しています。これは師父が私に多くの縁を結ばせ、もっと多くの衆生を救わせるために按排してくださったと理解しています。

 ある日、私は低学年のクラスの生徒に神話の物語を話して、順調にクラス全員に三退をさせました。1人の女の子は立ち上がって、とても礼儀正しく私に、「先生、ありがとうございました」と言いました。これは衆生の分かっている一面が私にお礼を言っており、また、師父がこれによって私を励ましてくださったのでした。

 時々、私は質問の形で子供達の正しい信念を引き出しました。私は生徒達に「『真』と『偽』はどっちがいいですか?」と聞くと、子供達は「『真』がいいです」と答え、私が「『善』と『悪』はどっちがいいですか?」と聞くと、生徒達は「『善』がいいです」と答えます。私はさらに「『忍』と『闘い』はどっちがいいですか?」と聞くと、生徒達は「『忍』がいいです」と答えました。私は「皆さんは本当に頭がいいですね。私達には『真善忍』が必要です。「偽・悪・闘」は要りませんね。それでは、皆さんは『真・善・忍は素晴らしい』をしっかり心に覚えてください、それから10回念じてみてください」と言いました。

 すると、子供達は姿勢よく座り、目を閉じて、静かに念じました。教室の中はとても純正な空気が漂い、その勢いでクラス全員が三退をしました。

 高学年もクラス全員が脱退した

 高学年になると、観念ができて、無神論により深く毒害されるようになります。新しいクラスの担任となって間もない時、私は「皆さんは神を信じますか」と聞くと、手を上げた人は2、3人しかいませんでした。私は神伝物語や神伝文化を話し、彼らの善の念を啓発しました。2回目の授業の時、十数人の人が手を上げ、神を信じると答え、その後、20数人から、30数人へと増え、最後にクラス全員が手を上げて神の存在を信じると表明しました。

 私は「『頭上三尺に神あり』と言われていますが、神は人の一挙一動一念を全部見ていますよ」と言いました。私は学生達に、「真・善・忍」の基準で律すれば、神のご加護と助けが得られ、危険に遭った時、神からのご加護が得られると教えました。私はその勢いで三退のことを話し、クラス全員が共産党組織の少年先鋒隊から脱退しました。

 第三者の立場から三退について話す

 時には、子供達が理解できる角度から、共産党の邪悪を暴き、三退の話をします。時には、第三者の立場から話をしても、子供達はとても聞きたがりました。

 ある時、私は子供達に次の話をしました。「私は先ほど買い出しに行きました。そこで、ある老婦人に出会いました。彼女は穏やかな顔をして、顔色も血色が良く、肌がつやつやしていました。彼女は私に、「あなたは優しそうな顔をしているから、あなたに教えたいのですが、今の社会を見渡すと、至る所に、偽り、邪悪、闘いが満ちています。共産党は人々を邪道に導こうとして、社会の風紀を傷つけ、道徳観を低下させています。もし、あなたが加入した共産党組織から脱退をする態度を表明すれば、将来、大きな災難が来た時、神からのご加護が得られ、救われます。あなたは共産党員ですか?」と聞かれました。

 私は「共青団と少先隊にしか入っていませんが、どうすれば脱退することが出来ますか」と言うと、彼女は「真心から天に向かって、共産党を脱退すると声明すれば結構ですよ」と言いました。私は、「そんなに簡単なのですか? 分かりました。私は加入した青年団と少年先鋒隊から脱退します」と言いました。彼女は「おめでとうございます。神佛のご加護を祈ります」と言いました。彼女はさらに「あなたはどんな仕事をしていますか?」と聞くので、私は「教師です」と答えると、彼女は感激して、「早くあなたの生徒さんを救ってあげてください。あの赤いネッカチーフをつけた子供達も少年先鋒隊から脱退を声明しなければなりません」と言いました。

 私は話しながら、子供達の表情の変化を観察し、それから、「私も考えました。共産党は確かに悪いです。今の社会には偽りが充満しており、偽の粉ミルク、偽薬、偽の宣伝・・・等々があります。また「高官は大きな汚職役人で、下の官僚は小さな汚職役人」と言われていること、それから、天安門事件で共産党は軍隊を出して、戦車で学生を轢き殺したこと、四川大地震の時、専門家が正しく予測しても報道させず、地震発生後、直ちに救助しなかったため、多くの死者を出したことを話しました。私はまた、地震の中で、神佛を信じる人が奇跡的に助かったことを話しました。

 学生達は受け入れてくれました。私は好機を逃さずに、「皆さん、もしお年寄りが言った天災があるということが本当で、少年先鋒隊を脱退すれば命が助かるなら、あなた達は脱退しますか?」と聞きました。学生達は皆口を揃えて、「脱退します」と言いました。私はさらに「脱退したい人は手を挙げてください」と言うと、クラス全員が同時に手を挙げ、少年先鋒隊の脱退を表しました。それから、私はさらに「真・善・忍」の法理を話し、それによって律すれば、福の報いがあると話しました。

 もちろん、恐れる心があるため、多くの時、真相をしっかり話すことが出来ず、思い切って話しませんでした。一部のクラスには、幹部のお子さんがおり、また自分の修煉状態が良くない時、幾つかのチャンスを逃し、大変後悔し、残念に思っています。今、私は自分をしっかり調整して、法を多く学び、しっかり学び、自分の仕事の環境の中で、理性的に、知恵を持って真相を伝え、衆生を済度し、自分の誓約を果たして円満成就して師父について帰ります。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/2/26/305623.html)
 
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