遼寧省の刑務所で迫害され 男性が精神異常に
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 【明慧日本2015510日】遼寧省撫順(ぶじゅん)市東洲区の法輪功学習者・周波さんは現在、本渓溪湖刑務所の7監区に拘禁されている。刑務所で周さんは長期にわたって肉体的にも精神的にも苦しめられたため、最近は一日中ぼんやりして座り込み、夜は寝つくことができず、精神異常の症状が現われた。家族と友人は周さんのことをとても心配している。

 周さんは20111120日、母親とともに烏竜溝村に行き、法輪功の資料を配っていたが、中国共産党による法輪功への誹謗中傷宣伝を信じた人に通報され、龍鳳派出所の警官に連行され留置場に拘禁された。その後、4年の実刑判決を下された周さんは2012328日、瀋陽市刑務所に収容されたが、同年418日に本渓溪湖刑務所に移送された。

 刑務所に送られた周さんは教育科課長に暴力を受け「転向」をさせられた。周さんは課長の指示を受けた数人の刑事犯に殴打され、夜にも睡眠を剝奪されたため、心身ともに深刻なダメージを受けた。

その後、7監区に移送され周さんは大隊長・呉党に重労働を強要され、夜12時までさせられたこともある。2014812日、周さんは面会に来た家族に「もう体が重労働に耐えられない。受刑者たちにメモを体に貼られるなどの侮辱行為で精神的に耐え難い」と話した。警官は周さんと家族の話を密かに聞いていた。同年911日、家族は再び周波さんと面会をしようとしたが、刑務所側が「前回の面会で周はこの中の秘密を漏らしたため、罰として、3カ月の面会を禁止する」と言われ、面会を許可されなかった。

情報筋によると、周さんは家族が来た日、大隊長に会って、家族と面接することを求めたが、許されず、警官にスタンガンで背中が焦げるまで電気ショックを加えられ、独房に拘禁された。いまだにその傷痕が残っている。

酷刑演示:电棍电击

拷問の再現:電気ショックを加えられる

大隊長は常に受刑者を利用して周さんを苦しめていた。そのため、周さんは夜によく眠れず、ぼんやりして精神異常な状態になったという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/4/9/307286.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/4/14/149732.html)
 
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