罵られても心が動じず 衆生を救う誓いを心に銘じる
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2015年5月22日】私たちの辺鄙で小さい都市には、10万人超の人口しかいません。繁忙期でも20万人弱の人口しかいませんでした。毎日、多くの同修は街に出て真相を伝え、私自身を例に挙げると、1日に最大で25人を三退させたことがありました。

 その間、私は徐々に忍耐できるようになりました。初めのころ、世人に罵られても、耐えていましたが、学法や修煉を通じて、徐々に、罵られても心が動じないようになり、淡々と対処し、笑顔を浮かべながら衆生と会話を交わすことができるようになりました。

 同修達は衆生を救う為に、都市のあらゆる場所に行きました。市場やスーパーマーケットにも彼らの姿がありました。彼らは子供に帽子を被せてあげたり、ボタンをとめてあげたり、買い物の金が足りない人に補てんしてあげたりして、衆生との距離を縮め、会話ができるようにして、知恵を持って真相を伝え、三退してもらうために頑張っていました。

 「大法は本当に素晴らしいです! あなたのような弟子が輩出することに感心します!」

 ある新年の直前、私は同修と一緒に邪悪の巣窟に行って至近距離の発正念を行い、ついでに魚を買いに市場に行きました。あるブースの前に、男女2人が並んで立っていました。私はまず女性の方に真相を伝えようと、彼女の後ろについて、ブースの後ろにある部屋に入りました。旧勢力の妨害だったかもしれませんが、あるお婆さんも私達と一緒に部屋に入りました。その後、部屋を出たお婆さんはあらゆる汚い言葉を口にし、絶えず私を罵りました。私は心を動じることなく、笑顔で対応しました。横で聞いていたブースの主人は聞くに耐えず、お婆さんに大声で「あなたは信じなくても、なぜ人を罵るのか?」と叱責しました。振り向いて私に「あなたも不思議です。あれだけ罵られて、どうして笑顔でいられるのでしょうか!」と言いました。「私は大法を修煉しており、彼らと同じ言動を取ってはなりません」と答えました。主人は言いました。

「大法は素晴らしいです! あなたのような弟子が輩出することに感心しました!」

 あなたの行動は正しい

 ある日、私は同修と一緒に市内に発正念をしに行き、帰りのバスの中で乗客に真相を伝えました。ある炭鉱のマネージャーらしい若者を相手に、私は共産党の腐敗から話題を切り出しました。そのマネージャーは私の話の途中、「共産党員らは見かけは人間らしく見えるが、市民の税金を食いながら、まともなことは何一つしてくれませんね」と話し始めました。彼の隣に座っているある退職したお爺さんは黙っておらず、「共産党は毎月、私に7000元もくれていますよ」と言いました。そのマネージャーはお爺さんの話の腰を折って、口喧嘩をし始めました。

 正直、お爺さんの話を聞いていて、私は真相を知らない人々を悲しく思うと同時に、そのマネージャーの為に喜びを感じました。彼らは議論し、会話は全くまとまりもなく、車内の乗客達は様々な目線で彼らを見ていました。しばらくして、バスは終点に着きました。

 下車後、マネージャーは老人を殴ろうとしましたが、私は彼を止めながら、言いました。「世の中の道理が分からず、天に逆らう人々はいずれ後悔するでしょう。あなたは正しい行動をしたから、万事が順調にいくでしょう。もし、常に『法輪大法はすばらしい、真善忍はすばらしい』と念じれば、もっと順調になりますよ。それに、三退すれば、なおさら幸運がついてきます。試してみませんか?」というと、彼と彼の同僚は喜んで三退し、両手でネット封鎖破りのソフトを私から受取り、「有難う!」と繰り返しました。

 彼は私と同じ名前だった

 ある日、路上で老人に出会い、私は道を尋ねました。「某商店まで、どう行けばいいでしょうか?」というと、彼は喜んで「連れて行ってあげましょうか? 付いて来て」と言いました。途中、私は彼に真相を伝えました。私の話に賛同する彼に、私は「お名前は何と言いますか?」と聞くと、彼が言い出した名前は私と全く同じでした。彼は自分が重慶の人間で、私を妹にしたいと、私の電話番号を尋ね、時間があればぜひ自分の家に遊びに来てほしいと言いました。そして、自分の住所を詳細に私に教えてくれました。

 大体は皆「三退」する

 例年正月前に、同修達は大法のカレンダーを配りに出ます。今年、わが地区の同修達は帰省したり、出かけたりして、この仕事ができる同修はわずか2、3人でした。私は多めに持って出て、附近のレストラン、スーパー、修理店等々、行けるところを全部回ってみました。状況の許す限り、私は必ず真相を伝えましたが、大体皆が三退し、感謝の意を表してくれました。なかには、罵ってくる人もいましたが、私は気に留めませんでした。

 来た人は皆、「三退」した

 私の家の門の前に木を植えるために、区内からその仕事を請け負った人たちが来ました。この周辺は住宅地とビルだらけで、公衆トイレがありません。買い物から帰ってきた私は、ある女性が急に便意を催す様子を目にし、私の家のお手洗いを使ってと伝えました。そうすると、他に5~6人の女性たちも必要だと彼女は言いました。私は彼女たちを家に案内し、三退を手伝い、神韻のDVDを渡しました。彼女たちは喜んで帰りました。再び外出した時、彼女たちのリーダーらしき人が私から真相を聞けなかったと、愚痴を漏らしました。翌日、私は早速彼に真相を伝え、彼はその場で本名で三退しました。

 「彼が要らないなら、私たちがもらいます」

 最近、あるスーパーの靴売り場の前で、40歳過ぎの男性が私に、どのような靴を買えばいいか尋ねました。私は、「仕事をするなら、色の濃い目の方が良く、仕事に使わないなら、薄色がよいでしょう」と助言し、彼も賛同しました。会話ができたついでに、私は彼に真相を伝え、神韻のDVDをプレゼントしようと考えました。しかし、彼は突然顔色を変え、私の腕を掴み、どこかに連れて行くと言い出しました。私は強い正念を保ち、「手を放しなさい。あなたを救いに来たのに、なぜ私にこんなことをするのですか!」と言いました。

 ちょうどその時、近くのエレベータールームから2人の若い男性が出てきて、私の状況を目にし、その男性を大声で叱責しました。「その手を放しなさい! 渡されたものが要らないなら、行けばいいのに…その手を放しなさい!」と2人の若者は真っ直ぐにこっちに向かい、彼を殴ろうとしました。40歳すぎの男性は何も言わず、さっと逃げました。2人の若者は、「彼が要らないなら、私たちがもらいます。怖がらないで、私たちはあなたを外まで送ってあげます」と言いました。私は、「あなたたちは良い行いをしたので必ず福報を受けます。『法輪大法はすばらしい! 真善忍はすばらしい!』を覚えて下さい」と言うと。彼らはとても喜びました。

 衆生を救う例はほかにも多くあって、いちいち述べることを控えます。その全てに師父の苦心の按排がありました! 長年の心得として、衆生を救いたいという真心を持ち、真相伝えの際は何も恐れず、強い正念で衆生の背後にある邪悪を滅し、穏やかで慈悲なる言葉で真相を伝えれば、大体の場合、衆生は三退します。もし他の同修と協力し、1人が真相を伝え、もう1人が発正念をすれば、効果はもっと良いのです。法を正す時期の最後に差し掛かり、共に勇猛邁進し、自分の誓いを果たし、師父に心配をかけないよう努力しましょう。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/5/295605.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/9/16/3275.html)
 
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