正念で生死の淵を乗り越えた体験
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2015年5月31日】法輪大法を学ぶ前の私は、手足のむくみ、頭痛、めまい、不眠症、下血、心臓病、関節痛などの疾病を患い、死ぬよりも苦しい人生でした。子供もまだ小さく、仕事も家事もすべて夫1人に頼っていました。

 1997年4月に大法を学び始めた私は、いつの間にか全ての病がなくなり、元気になりました。「真・善・忍」の教えに従い、性格も良くなり、家事もできるようになりました。修煉を始めて18年来、薬も服用していません。夫は人に会うたびに「大法が妻を救ってくださった」と言い広めていました。

 今年3月13日8時頃、突然、天地が回転しているような感じがして、ひどい頭痛と吐き気がしました。無意識に体が丸まり、うまく動けません。これは旧勢力の妨害だと認識し、発正念をして取り除こうとしました。痛みに苦しむ私の姿を見た夫は、師父だけが救ってくださると分かり、師父の説法を音読してくれました。弟(同修)も駆け付けてくれて共に発正念をし、師父の説法を流しました。1時間ほど経過しましたが症状は緩和せず、自分の体が冷たくなっていくのを感じました。足のつま先から上部へと冷たくなり、心臓だけが少し暖かく、呼吸までもが凍りつくような感じがしました。私は心の中で発正念を続け、どんな苦痛にも耐えて、決して邪悪に隙を見せず、生きようと自分に言い聞かせました。師父は私を見ていてくださるのです。私は師父と共に家に帰りたいと思いました。家族の者がカイロや湯たんぽを探してきて布団を温めてくれましたが、体は冷たくなる一方でした。

 顔面蒼白のを見た家族は、もうだめだと思って泣きだしました。夫は真相冊子に書いてある「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と何度も叫びながら、師父に線香をあげて「妻を助けてくださるように」と頭を下げました。当時、遊びに来ていた常人の友達と一緒に「法輪大法は素晴らしい、大法の師父よ、彼女を救ってください」と叫びました。私と弟は虚像に動じず、発正念を続けていました。少し経つと、頭が少し張っている以外は痛みもなくなり、体が軽くなり気持ちよくなりました。これは元神が体から抜けていくのだと私はすぐに気づきました。元神が体から抜けてはなりません、私は死んではいけません、大法に泥を塗ってはなりません、私は師父と共に家に帰るのです、という一念を固めました。

 ここで、私はとても冷静になり雑念もありませんでした。私は李洪志師父の弟子です。ほかの按配はいりませんし認めません。師父が按配なさった道のみを歩みます。以前、旧勢力と契約を結ぼうとも、何の承諾をしようがすべて破棄します。私は大法を学びました。師父が按配なさった道だけを歩みます。ここで、師父の詩を思い出しました。「生きて求めるところなく、死してとどまることを惜しまず、妄念を蕩尽すれば、佛を修するは難しからず」。なぜかは分かりませんが、私は涙を流しました。

 夫は私がいつ息絶えるかと心配し、何度も鼻に手を添えて確かめました。常人の友達は泣きながら私の様態を聞き、やはり病院に行こうかと心配していました。私は「大丈夫、すぐ治る」と返事をしました。夫は弟に意見を求めました。同修を呼ぼうか、それとも救急車を呼ぼうかと。弟は私の意見を求めました。「大丈夫、私は乗り越えられます。発正念を続けてください」とだけ返事しました。

 私の選択は、修煉していない主人を困らせました。病院に行くと言っても、もうこの状態だから、恐らく病院へ行っても手遅れでしょう。点滴もしていないし、薬も服用していません。お金も払わず、入院すら一日もしていません。子供が知れば必ず夫を怒るでしょう。私の5人の弟と妹たち、そして、親戚や友達も許さないでしょう。しかし、夫とその場にいた全ての者たちが、私の固い決意を見て皆感動しました。「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」の声が部屋中に響き渡り、私たちは強大な正のエネルギーに包まれていました。この間、私も弟も発正念をやめず、自分を迫害するすべての邪悪な要素を解体できると信じ、李洪志師父の弟子である私を誰が動かせるものかと思っていました。

 10時頃、40代ぐらいの女性が扉のガラスに張り付いて、邪悪な目で私を見つめているのが見えました。私も瞬きもせずに彼女を見返しました。彼女は何も言わず、少し経つといなくなりました。この時、常人の友人が「回復してきた、手も、足も温かくなったよ」と叫びました。そして、体はすぐに回復したのです。

 私は生死の難関を乗り越えました。常人の友人はいつも「不思議なことだ、法輪功は本当に素晴らしい。自分の目で見たのでなければ、だれが信じるというのだ」と、言っていました。

 午後と夜、同修たちが続々と発正念をしに来てくれて、家族も感動しました。今回の苦難が起きたことには原因があるのです。私は、ここ数日間に様々な執着心を見つけました。例えば、闘争心、顕示心、恐怖心、利己心、歓喜心、法ではなく他人を見習う悪い行動など、特に不満を持つ心が強かったのです。母が我が家に住み着き、退職金もなく、体も弱いため長年薬を手放せず、その上、宗教を信仰し、大法が良いと分かってはいるものの勉強しようとはしません。これにより、母への長年の不満や文句がたまっていたのです。これからは自分を修め、法と照らし合わせて行動し、言わなくてもよいことは口にせず、しなくてもいいことはせず、考えなくてもいいことは考えないようにします。師父が伸ばしてくださった命を無駄にしないよう、三つのことをしっかり行いたいと思います。

 師父の慈悲に、言葉では言い表せないほど感謝いたしております。家族と友人の支持、そして、同修たちの助けにも感謝いたします。

 自分が乗り越えてきた生死の淵での体験を書いたことで、病の難関を乗り越えようとしている同修たちの役に立てると嬉しいです。妥当でない所があれば、ご指摘をお願いいたします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/5/2/308323.html)
 
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