パース市民が外相に呼びかけ 臓器狩りに注目を!(写真)
■ 印刷版
 

 【明慧日本2015年6月28日】今年4月、オーストラリアのSBSテレビ局が特番で、ドキュメンタリー映画「人狩り(Human Harvest)」を放映したのち、地元のテレビ局、ラジオ局、新聞社などのマスコミが次々と報道した。そのため、オーストラリア国内で、中国共産党が法輪功学習者の生体から臓器を収奪して売買している事実が知れ渡った。

 パースの法輪功学習者は6月20日、パース市中心部で活動を行った。「人狩り」の主役である、国際人権弁護士のデービッド・マタス氏がパースに来訪することを聞いた人々は、オーストラリアのジュリー・ビショップ外相に対して、マタス氏と会って臓器狩りの事実を聞き取り、その犯罪を阻止する行動をとるように求めると話した。

图1-5:六月二十日,珀斯部分法轮功学员在市中心讲真相活动,并征集签名支持反迫害,反对活摘器官

6月20日、パース市内で、反迫害・反臓器狩りの署名活動を行う法輪功学習者

图6:人们在听学员讲真相

法輪功についての説明を聞く市民

图7-8:一场大雨后,民众又回到法轮功真相台签名

大雨が降る中で、反迫害の署名を待つ人々

 州議会議員「マタス氏に会っていただければ、感謝します」

 サザンリバー州議会議員のピーター・アベッツ氏は、ビショップ外相あてに書簡を送り、デービッド・マタス氏と会談するよう提案したという。

 アベッツ議員は書簡で次のよう延べた。「以前、私は閣下あてに、中国において法輪功学習者が生体から臓器を摘出されている行為を非難するよう求める書簡を送りました。閣下からの返信では、オーストラリア政府はこれらの行為について、まだ確認が取れていないとおっしゃいました」

 「このほど、人権弁護士のデービッド・マタス氏がパースを訪問されるとの情報を入手しました。これに際し、生体からの臓器摘出について大量に調査をされましたマタス氏と会っていただき、法輪功学習者の生体から臓器を摘出している事実を公にしていただきたのです。閣下ご本人、もしくは政策顧問がマタス氏とお会いしていただければ、感謝いたします」

 アベッツ議員は、マタス氏の著書『戦慄の臓器狩り』を読んだことがあるという。議員は、「生体からの臓器摘出は最も重要な問題であり、オーストラリア政府は注目すべきです」と話した。

 市民が自ら外相に手紙を送る

 ゲーリー・ベヴァンさんは法輪功学習者に、臓器狩りについて知っており、これは最も邪悪な犯罪であり、中国共産党は極悪非道な政権だが、すべての人がこれを知っているわけではないと話す。彼は、「あなたたちは最も敬虔な事を行っています。実は臓器摘出のことで私は以前、ビショップ外相あてに手紙を出したことがありました。今日、マタス氏がパースに来てくれるとの情報を聞きましたので、この後、外相にマタス氏と面会するように求める手紙を出します」と話した。

 ジョージア・スタースビックさんは、法輪功が迫害されている事実を前から詳しく知っていたという。彼女はマタス氏が来訪すると聞いて、自ら外相に手紙を出すと話した。そしてメモ用紙を取り出して、法輪功学習者として外相に伝えたいことがあれば言ってくださいと話した。

 エリス・ペリ―さんは、「人狩り」というドキュメンタリー映画を見たことがあるという。マタス氏がパースに来ると聞いて喜び、「素晴らしい! 外相にマタス氏に会ってもらえるように求めます」と話した。

 エリオット・ボルトンさんとポール・アトキンさんは、早い時期から臓器狩り事件に注目していた。法輪功学習者に、その後の進展状況について尋ねた。そして、マタス氏が来訪することを聞いて、二人は外相に必ず連絡すると話した。 

 高校生のアシュリ君は署名した後、法輪功学習者の生体からの臓器摘出について、宿題のテーマにすると話した。そして、発表会用の資料として20数部を受け取り、同級生の皆にも外相に手紙を出すように勧めると語った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/6/22/311285.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/6/25/151244.html)
 
関連文章