金銭問題において正しく歩むべき
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 【明慧日本2015年9月10日】この問題について、師父が「大法の資源を利用して自分のために金儲けをしており、あなたは迫害と何の違いもなく、将来分かるようになります」[1]と明確に説かれました。しかし、我が地区ではこのような同修を利用してお金儲けすることがやはり度々出てきます。

 具体的に次のような例があります。

(1)   法を実証する仕事に必要な品を、市販の値段より高く、他の大法弟子に売っている

(2)   大法弟子の善なる心を利用して、自ら仕事をせずに同修から生活費を要求する

(3)   お金を借りて、返済しないまま消息をたつ

(4)   大法弟子が善意を持って仕事を提供してくれたにもかかわらず、その大法弟子が世間知らずだと考え、倍の給料を要求する

(5)   真相資料を制作するために他の同修たちが提供してくれた金と、自分の生活費を分けずに随意に使っている等々

 このように同修から不正にお金儲けをした人は、それぞれ旧勢力に隙に乗じられ、病業が現れたり、不当に監禁されたり、異なる形で迫害を受けていることになっています。これに対し、彼らに金を与えた同修、あるいは騙された同修も、なぜ自分がこのような事に遭遇したのかを内に向けてよく探すべきです。もしこれらの人たちが自分の執着心で自分の道を正しく歩むことができず、最終的に円満成就できなかったとしたら、彼らの執着を助長したあなたたちも、責任があるではないでしょうか? 一部の同修は、どうせ彼らに一カ月にかかる金額なんてたいしたことないと言いますが…そうですね、一人だと1カ月にそんなにかからないかもしれませんが、5人だったら、またそれが5年も続いたら、トータルで大きな金額になるのではないでしょうか。それに、これは金額の多い、少ないだけの問題ではありません。大法弟子が真剣に修煉せず、自らの道を正しく歩んでいないということは最も肝心な問題です。法に基づき自分を厳しく要求しなければ、私たちは何を修煉しているのでしょうか? 私たちはまだ人間の次元から抜け出そうとしているのではないですか?

 これはとても厳粛な問題です。近年の説法の中で師父は常に金銭の問題について強調しておられてきました。時間がますます緊迫している中で、私たちは一分一秒無駄にすることなく衆生を救い済度するべきです。ですから、もう旧勢力と邪悪に隙に乗じさせないように、私たちは正しい念を持ち、修煉の道を一歩一歩正しく歩んで行かなければなりません。

 最後に、師父の説法「修煉は初志貫徹することができれば、必ず成功します!」[2]を持って、同修たちと共に励ましあっていきたいと思います。

 以上、この件についての私の認識でしたが、正しくないところがあれば指摘を願います。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『世界法輪大法デーの説法』
 [2] 李洪志師父の経文:『二〇一四年サンフランシスコ法会での説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/8/26/314694.html)
 
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