【明慧日本2015年10月7日】湖南省常徳市の政法委員会(610弁公室を直轄する組織)および国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の関係者らは8月11日の早朝5時、市の法輪功学習者25人の自宅に家宅捜査し、不当に連行したうえ、家財を押収をした。
法輪功学習者の史玉華さんの自宅にある法輪功創始者の写真、4000元あまりの紙幣(法輪功の無実が書かれている紙幣)、パソコン数台、法輪功の関連書籍などが押収された。
陳開立さんのパソコン3台は押収され、ドアが警官に壊されたため、それを直すために5、6百元の修理費がかかった。
王曉群さんのパソコン、プリンター及び法輪功の資料などは、警察のトラックで運び出され、王さん自身も強制連行された。
尹紅さんの自宅にある法輪功創始者の写真、パソコン1台および法輪功の関連書籍が押収された。
熊玉珍さんの法輪功創始者の写真、法輪功の関連書籍、パソコン3台、プリンター1台が押収された。
当日夜、解放された法輪功学習者は趙仙玉さん(血圧が高いため)、周敏さん(友人の要求)、孫全珍さんと葉金恵さん(70代)である。他の21人は、それぞれ市の白合山留置場と拘置所に拘禁されている。
拘置所に拘禁されたのは梅歸さん、陳喚珍さん、蘇喜風さん、易長明さん、張美英さん、熊玉珍さん、洪平さんなどである。彼らは15日後の8月26日に家に帰された。
留置場に拘禁されたのは王曉群さん、尹紅さん、陳開立さん、史玉華さん、劉朝陽さん、徐芳さん、黃作賢さん、張蘭さんなどである。留置場側は家族との面会を禁じている。
尹紅さんの母は娘が不当に連行されたことで心身ともに衝撃を受け、重体に陥った。9月6日父は尹さんに母の状態を伝えるために面会を要求したが、国保大隊に断られた。父は妥協せず、強く要求した結果、ようやく娘と会えた。しかし、尹さんの母は娘に会えないまま、当日亡くなったという。
そのほか、趙玉仙さんは過度な衝撃を受け、派出所に着いた時高血圧になり、家に帰されてから、9月7日の夜明け3時に死亡したという。