江蘇省 18歳の少年に不正裁判
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 【明慧日本2015年12月2日】18歳になったばかりの王篤善さんは、北京で出稼ぎしている期間中、「QQ]というネット上のコミュニケーションツールで、写真をダウンロードした。写真の中には、蓮の花と「真・善・忍」の文字があり、もう一枚は2013年の神韻公演の写真だった。そのため、今年7月11日、地元の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官により、北京から江蘇省・連雲港市の留置場に不正に連行され、拘禁された。

 王さんは法輪功を修煉していないが、父親は修煉しているため不正に判決を下されたことがある。それにより、王さんもインターネットで法輪功を広げたとして、11月5日に不正裁判を開廷された。

 裁判で、裁判長は慣例の行事を行うように、傍聴者が聞き取れないほど速いスピードで、起訴状を読み上げ、検察官も同じく速いスピードで読み上げた。

 弁護士は「王さんは7月11日に不正に拘束されたが、6月19日にすでに罪名が下されている。これは明らかに法律に違反する行為だ」と非難した。

 裁判長は聞こえないふりをして、弁護士の発言を何度も中断させた。弁護士が法律上の根拠を説明した際、裁判長は「裁判とは関係のない話をするな。法輪功の裁判はいつもこのようにやっている」と笑いながら言った。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/10/318965.html)
 
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