遼寧省:女性エンジニア 江沢民を告訴
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 【明慧日本20151210日】遼寧省撫順市の法輪功学習者・傑さん(63歳女性)は炭素工場のエンジニアだった。姜さんは法輪功を学び続けているため、中国共産党当局に連行、家宅捜索、労働教養処分などの迫害を加えられた。姜さんが労働教養所に拘禁されている間、母と夫は常に警官に嫌がらせをされて生活を乱されたため、前後して死亡した。そして、姜さんの娘は学費が支払えなくなって、退学しなければならなくなった。そのため、先日、姜さんは法輪功迫害を引き起こした江沢民を告訴した。

 姜さんは39歳のときに娘を産んで、関節痛を発症した。その後も回復せず、ますます悪くなった。ある日、同僚が姜さんに法輪功を紹介し、学ぶことを勧めた。その後、姜さんは法輪功を学び始め、「真、善、忍」に従うよう自分に要求したところ、6カ月後に病状が消え、健康を取り戻した。それから、何事にも冷ややかだった姜さんが温かくて善良で寛容な性格に変わった。一層真面目に仕事に取り組んで立派にやり遂げ、上司と同僚から高く評価された。

 しかし、1999720日、江沢民が法輪功迫害を発動した後、姜さんは3回拘留され、5回家宅捜索を受け、労働教養処分を2回も下された。

 1999105日朝、姜さんは9歳の娘と一緒に、児童公園で法輪功の煉功をしたとき、新撫区永安台派出所の警官に連行され15日間拘禁された。警官は姜さんの母親から5000元を強奪した。

 同年の1030日、姜さんは娘を連れて、北京へ行き、法輪功迫害停止を求めたが、天安門広場で私服警官に連行され、撫順市公安局北京駐在事務所に拘禁された。警官は姜さんが所持していたお金を全部没収した後、撫順市に送還した。帰宅した姜さんは、警官に家宅捜索され、撫順市公安局麻薬更生施設に送られ拘禁された。

 同年1228日、姜さんは労働教養処分2年を下され、撫順市労働教養所に拘禁された。教養所で姜さんは法輪功の煉功をしたため、労働教養期間を2週間延長された。200031日、馬三家労働教養所に移送された姜さんは「転向」を拒否したため、さらに労働教養期間を50日間延長された。

 20004月のある日、警官は姜さんを「転向」させるため、スタンガンで姜さんの首に電気ショックを加え、スタンガンで腕や背中を打った。そのため、姜さんは1カ月ほど上向きの姿勢で寝ることができなかった。また姜さんは教養所で、受刑者らに罵られながら、強制的に股割りの姿勢をさせられため、耐えられないほどの苦痛を与えられた。

酷刑演示:强行将受害者的双腿一字劈开
拷問の再現:股割りをさせられる

酷刑演示:用电棍电击
拷問の再現:スタンガンで電気ショックを加えられる

酷刑演示:大背铐
拷問の再現:両腕を手錠でベッドに繋げられる

姜さんは馬三家労働教養所に拘禁されて15カ月間、母親との面会を許されなかった。そして、母親は娘のことを心配し、ショックを受けて200139日に死亡した。2002年、姜さんは法輪功を学んでいるとの理由で受けた迫害事実を文章にまとめ、外国に行く法輪功学習者に託し、国際社会で暴露しようとしたが、その学習者が空港で逮捕された。そのため、警官は姜さんの家に行き、連行しようとしたが、家から離れていたため、連行を免れた。

2003年、姜さんの連行を諦めない警官は2回も姜さんの家に行き、家宅捜索をし、姜さんの夫を連行した。

2005525日午前、市公安局数10人の警官は帰宅して1時間も経たない姜さんを連行しようとしたが、できなかった。

姜さんの夫は当局から侮辱、脅迫、連行、拘留、家宅捜索、労働教養処分などの迫害を受けた末、2006812日にこの世を去った。

姜さんの夫が亡くなって1カ月もたたないうちに、警官は姜さんの自宅に行き、姜さんを連行し、誰もいない家を家宅捜索した。警官は家にあるパソコン、プリンター、法輪功関連書籍など、4000元相当の私物を押収した。

姜さんは馬三家労働教養所に再度収容された。20061130日、4人の男性警官は姜さんに10時間も四肢を引っ張る拷問を加えた。

教養所で姜さんは3回に独房に拘禁され、両腕を手錠でベッドに繋がられた。2007112日、姜さんは断食して迫害に抗議したが、警官に口を開く器機で口を開けられ、野蛮な灌食をされた。そのため、激しい腹痛を起こし、胃穿孔(いせんこう)になり、手術を受けた。

野蛮灌食用的开口器
口を開く器機

 警官は8700元余りかかった手術費用を、姜さんに支払わせた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/10/19/317766.html)
 
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