文/中国の大法弟子
【明慧日本2015年12月8日】私は地元のタクシー運転手に「反腐敗運動」とトピックニュースを話のきっかけにして、法輪功の真相を伝えています。大多数の人は集中して落ち着いて聞き、「三退」も良い効果をもたらしています。
最も印象に残った例を話しましょう。ある雪の日でした。ある運転手さんは、帰宅の時間が過ぎても残業していました、心から強い責任感と仕事への熱意に感服し、このことを話題にして彼に真相を伝えることにしました。思いのほか、その運転手さんは私の知っている真相よりもっと詳しい真相を知っていました。中国共産党政権の法輪功修煉者への生体臓器狩りについて、かなりよく知っていました。「三退」をしたかどうかと尋ねると、「まだです」と言い、「三退」する方法を私に尋ねました。脱退したいという一念が生じれば、以前のひどい誓いは全て無効となると教えました。しかし彼はこれでも気が済まず、自宅に戻ったら線香を立てて念仏した方が良いかと聞きました。「それは必要ないです、あなたの気持ちの持ち様です、私は今、ここであなたの証人となります」と彼に伝えました。」そして、私は彼の名前を聞き、仮の名を付けて「三退」の登録をしようと思いました。彼は少しも躊躇せず、本名を告げ、法輪功を修めている人たちは全部良い人だということを知っていると言いました。「法輪功は政治団体ではなく、良い人間になるよう導いてくれる高徳な大法でり、「真・善・忍」を講じる法輪大法は共産党の「偽・悪・闘」の正反対であり、もし全国民が法輪功を修めていれば、中国共産党政権も施しようがなくなります。それがなぜ法輪功が迫害を受けるかの原因なのです」と彼に伝えました。さらにその運転手さんに、「『法輪大法はすばらしい、真善忍はすばらしい』を覚えておいてくださいね」と教えました。
彼は大きな声で私について「大法は素晴らしい」と念じました。そして、ハンドルを握りながら大声で「法輪功が私を守ってくれることを信じます」と感激して叫びました。私は知り合いや家族にも、真相を伝えてほしいと言いました。そして、私がタクシーを降りようとした時、彼は私に「さきほど、法輪功は真・善・忍、中国共産党はなんでしたっけ? 悪徒? 戦い? とか言いましたか?」と聞きました。私は「法輪功は真・善・忍、共産党は偽、悪、闘です」と繰り返すと、運転手さんはこの言葉を再びつぶやきました。そして、私を親切に下ろして見送りました。ドアを閉めた時「なんて大きな縁だろう」という運転手さんの声が後ろから聞こえてきました。まさしく、その通りです。毒害を受けて発した誓いを自ら破り、自分に素晴らしい未来を選んだのです。これはどれほど大きな縁でしょうか。
また、ある雪の日、仕事に出かける時に、タクシーを拾えず、個人タクシーを利用しました。タクシーの運転手さんは中国の国内の警察の腐敗した風紀や、悪に染まる現状に非常に憤りを覚えているといいました。この話題を借りて、真相を伝えることにしました。「タクシーに乗った時に、運転手さんが私にチップはお断りだけど、百万の現金とかBMWの自動車なら受け取りますよと言いましたが、私は今、命を保つための福音をさし上げましょう。これは金銭やBMWよりずっと良い贈り物で、あなたに平安と無事を運んでくれるものです」と話しました。彼は真相を聞き、きっぱりと「三退」をして私にお礼を言いました。タクシーを降りたら、中国共産党の旗や国旗がそのタクシーの窓ガラスに飾ってあったことに気付き、運転手さんに「運輸会社を経営してる親戚がいますが、先頭に立つトラックにこの旗が飾ってあれば、必ずそのトラックチームにトラブルが起きることに気付き、占い師に占ってもらいました。するとこの旗の赤色は鮮血で染まったものであって、亡霊が付き纏っているので、非常によくないものだと教えてもらいました。考えてみてください、中国共産党が政権を握ってから、様々な運動や、文化革命、天安門事件等で、学生も含めて、8千万の国民が殺されましたが、その旗は烈士の鮮血で染まったとでっち上げを言いましたが、実際、それは無実の亡霊の血で染まったものなのです。このようなものを車に飾っておいて、良いことがあるわけないでしょう」と教えました。運転手さんはこの話を聞いて顔色が変わり、「これはもういらない、早く捨てなきゃ」と呟きました。「私はおりるついでに捨てましょうか」と彼から渡された旗をもらい、仕事場の近くで破いて処分しました。
ある夜、一台のタクシーに乗ると、運転手は売上を伸ばすために、後ろの座席にもう一人男性客を乗せていたことに気付きました。途中、運転手さんに第三者の立場から法輪功の真相を伝えると、彼は「三退」に同意しました。後ろの男性客もずっと真相を聞いていましたので、彼を無視してはいけないと思い、振り返り、後ろの乗客の意見を尋ねました、偶然にも彼は国保(公安部国内安全保衛局)の者だと言いました。人を救う時、身分や職業を問わないことを思い出して、恐れる心はありませんでした。「国保大隊なら、共産党に入党してるはずですね」と聞きました。すると自分は共産党員ではないが、少先隊と共青団であることを明かしました。「ならば、それらを脱退しましょう」と彼に勧めました、彼は喜んで同意しました。
ここ数年、私が出会った多くのタクシーの運転手に、法輪功の真相を伝えた時の反応は様々でした。真相を過剰に避けようといて、無反応ですが、「三退」して平安と無事を保てることを聞いて、きっぱりと脱退を選択する人。真相を聞いて、興奮して、中国共産党がどんなに卑劣かを長々と話して終わらない人。真相を知り感銘を受けて、感謝の気持ちを表して乗車料金をとらず断る人。共産党の洗脳を受けて、恐怖心のため、なかなか態度を示さない人。甚だしきに至っては私と議論をする人。私はそんな時に、正念を持って、彼の背後にある邪霊を取り除くことにしています。また相手が引き続きほかの同修から真相を聞いて、この虚言に覆われた殻を破るように期待を込めました。
最も喜ばしいことは、真相を聞くや否や、共産党への誓約はとっくに捨てたと話す運転手が少なくないことです。ある年配の同修は雨にも風にも負けず、タクシーに乗車して、真相を伝え続けたため、ほとんどのタクシーの運転手は彼女の事を知っていました。彼女を何回も乗せたことがある運転手は自分のタクシーを拾おうとする彼女に会うと、「何度も真相を聞きましたので、ほかのタクシーを拾って下さい」と彼女に教えるのですが、その年配の同修は自分が教えた真相を覚えたかどうかを相手に確認します、すると、運転手は彼女に大声で「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と叫びます、やっとその同修は納得して、手を挙げて次のタクシーを拾うのだそうです。タクシー運転手さんの口からこの年配の同修を話を聞いて、私は感服しました。