警官である友人はやっと「三退」した
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2015年11月17日】10数年前、大型バスのドライバーとして働いていた私は、ある警官と知り合いになりました。徐々に親しくなっていくうちに、私は彼に大法の真相を伝え三退するよう勧めました。彼は「妻と相談してみる」と答えました。

 その夜、夢を見ました。彼は赤いブーツを履いて泥沼にはまっていました。私は彼の片方の足を引っ張り出しましたが、もう片方は泥沼にはまったままでした。翌日、「妻が同意しない」と言ってきた彼に、私は何も言いませんでした。

 その後の数年間、彼は事故の連続でした。ある日、当番にあたった彼は他人と酒を飲み、その後部下が借りてきた車を運転して電柱にぶつけました。彼は即停職となり、仕事は失わなかったものの、大金を賄賂に使いました。

 ここ数年、ずっと彼に大法の真相を伝え続けてきましたが、彼を三退させることはできませんでした。数日前、彼の事を突然思い出して電話で挨拶しようとしましたが、事情でしませんでした。

 昨日、彼が訪ねて来ました。大きく腫れ上がった顔は私をびっくりさせました。彼は腎臓炎にかかり、2、3日昏睡状態に陥っていたそうです。昏迷の中で彼はこう思ったそうです。「私は死んだのか? 死ぬってこんな感じなのか? その後夢を見ているように、知り合いが皆訪ねてきた。公安局の人や以前の戦友、世を去った父親もきた。県長や県委員会の書記は火事で死んで、彼らは債務を私に負わせた。(私は『それはそうだ。彼らは命令を下したが、実行者はあなただから、罪はあなたにあるよ』と言った)。それから大きなパイプのようなものを口に差し込まれ、体が燃やされているように辛かった! 辛かった! 本当に辛かった。その気持ちは表現できない」

 私に話している間も、彼の表情は恐怖と苦しみに満ちて、まるで全てがつい先ほど起きたような感じでした。彼は既に何回も私を訪ねてきたそうです。彼の「三退」したい気持ちを察し、早速三退を勧めました。彼はその場で中国共産党の全ての組織から脱退することに同意しました。私は「これは天から授かったよい機会だ。今後は良い人生を送ってくださいね!」と言いました。

 10数年が経って、警官である友人はやっと「三退」しました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/14/319116.html )
 
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