議会で真相を伝える中での修煉体験
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  文/オーストラリアの法輪功学習者

 【明慧日本2015年10月26日】偉大で慈悲なる師父、こんにちは! 同修の皆さんこんにちは!

 2003年から、私は長い間、常人の仕事以外に自分の時間と精力を、すべてメディアで真相を伝える活動に注いできました。1996年末に修煉を始めた古い学習者です。個人の修煉も大法の仕事も、師父の期待とは程遠いと感じていますが、同修に勧められ大法徒として、師父が法を正す進展の中での修煉体験、特に議員たちに真相を伝えた体験を師父にご報告し、皆さんと分かち合えることを非常に光栄でありがたく思います。適切ではないところは慈悲なるご指摘をお願いします。

 一、仕事の初日に直面した「生死の関」

 私は1999年2月にオーストラリアに移住し、移民部の無料の英語教室で履歴書の書き方を覚えました。4カ月足らずで、あるIT企業でソフトをテストする仕事の研修の機会を手に入れました。ちょうどその時、中国共産党が中国本土の各地で、法輪功学習者と煉功に対して妨害行為を働いていました。オーストラリアの学習者たちは、メルボルンの中国領事館に手紙を送ることを決めました。責任者は領事館に手紙を渡す担当者に、私を指名しましたが、その日はちょうど私の仕事の初出勤の日でした。

 修煉していない家族は、このことを聞いて全力で私を止めようとして「初日に遅刻をしたら、せっかく手に入れた仕事を手放すことになりますよ」と心配しました。全く心が動じていなかったとは言えませんが、その時の考えは単純で「私が指名されたからには、私ががやるべきだ。理由をつけて断るわけにはいかない」と思いました。私は領事館に行く前に下手な英語で、担当部署のマネージャーに「2時間遅刻します。会社に着いたら理由を詳しく説明します」と断りの電話を入れました。

 思いもよらず、そのマネージャーは私が「大胆なお願い」をしたことに興味を示し、幸いにも私の申し入れを、許可してくれました。私は会社に着いた後、法輪功について詳しく紹介し「真・善・忍」の教えと、自分自身の修煉体験を説明しました。それからマネージャーは中国の法輪功学習者が、迫害されている状況に関心を持つようになりました。

 この出来事のあと、これは師父が按配してくださった「生死の関」で、私は師父を信じ、法を信じ、正念をもって乗り越えたと悟りました。

 私は2週間の研修期間ののち正式に雇用され、現在までこの仕事を続けています。そのため、真相を伝えるプロジェクトの仕事を行うための経済的な保障と、時間の調整ができる環境を確保することができました。十数年間に会社は、何度もリストラを繰り返しましたが、私は何事もなく仕事を続けています。定年になった会長は私に「あなたは、この会社で最後にリストラされる社員だ」とよく冗談を言います。実は、これは全て師父のご加護によるものだと思っています。いつも、大法のプロジェクトの仕事で時間が必要な時、偶然にも常人の仕事が短時間で終わるようになっているのです。プログラマーと部署のマネージャーは、私からテストの報告が遅れることを全く心配したことがなく「どのようにしたら、こんなに多くの問題点を見つけることができるの?」と冗談でよく聞いてきます。私の年末の業績評価は、いつも最高ランクでした。長年会社の仕事と、大法のプロジェクトの両方をこなすことができ、師父の按配に感謝し、師父を信じ、法を信じる正念も、ますます強くなりました。特に数カ月前、生体臓器狩りに反対する署名用紙に、会社のほとんどの同僚が、快く署名してくれたのです。

 二、メディアの仕事を通じて広く縁を結ぶ

 私はオーストラリアに来る前に、科学技術の書籍の編集をしていました。オーストラリアに移住してから、IT企業でソフトをテストしています。新聞の印刷や広告の管理などに関するソフトです。師父が按配してくださった法を実証する道は、メディアや出版に関わる仕事でした。

 文章を編集する経験があるため、2003年からメディアのウェブページの記事の翻訳、作成、その後は編集、取材などの仕事に携わり、広く縁を結ぶことになりました。

 学法し、オーストラリア各地の同修との交流に、参加することによって、議員に真相を伝えることは、法を正す進展において、非常に重要なことであると深く感じました。議員たちの大法に対する態度は、彼らの未来だけでなく、彼らの選挙区内の衆生の未来にも影響します。同時に、議員たちが大法を支持することは、邪悪を抑制する力にもなります。

 中国本土にいる姉は、3回陳情したために労働教養所で迫害されました。私は2000年からオーストラリアの一部の法輪功学習者と協力して、中国で迫害されている家族を救援するために、オーストラリアの国民や各地の議会に、真相を伝え始めました。オーストラリアの連邦議員や、ビクトリア州議員の事務所に行って、法輪功について紹介しました。連邦議員はオーストラリアの首相や外務大臣に、私たち家族の迫害状況について説明し、家族の救出の協力を求める手紙を送りました。

 私の性格は、怖いもの知らずで、外向的で、単純です。修煉してからは、大法から授かった正念を持ち、社会の各業界の人と接する時に、ほとんど緊張したことがありません。特にオーストラリアに来た後も、長年英語のレベルが上がりませんでしたが、各種の活動やいろいろな場面で、取材したりVIPに真相を伝えたりする中で、支障を感じたことはありません。

 私がメディアの記者という立場で、議会やVIPに真相を伝えるやり方に対して、疑問を持つ同修もいました。しかし大紀元の趣旨を紹介すると同時に、真相も伝えることができ、議員たちと非常に接触しやすい方法だと思っています。長年この形で各業界の縁のある人達に、法輪功の迫害状況を伝えています。これは私の生命の特徴に適した、法を実証する道かもしれません。

 以下は、何名かの議員が真相を知った後、大法を支持し、自分の将来にとって正しい選択をした過程です。

 4年前に、初めて選挙に当選した議員Aさんは、彼の選挙区が大紀元オフィスから近く、華人が多い地区にいます。Aさんが当選する前の議員は、地元の西洋人同修の努力によって大法をたいへん支持していました。新しく当選したAさんの支持を得るため、私はAさんとの面会を求め大紀元を紹介しました。面会の時Aさんは、華人のメディアを非常に重視し話も詳しく聞いてくれました。私はメディアの角度から中国の人権侵害の状況について説明しました。

 その後、台湾のコミュニティの活動の中で、Aさんを見かけたことがあり、Aさんが民主運動と人権の活動を、非常に支持していることが分かりました。Aさんの事務所の人とも定期的に連絡を取っています。Aさんは英文大紀元の創立記念日に、祝辞を贈ってくれました。2015年の神韻公演の時も、祝辞を贈ってくれ、奥さんと一緒に神韻公演を鑑賞しました。Aさんは非常に神韻を称賛しました。私は公演の休憩時間に迫害の演目に関連して、さらに深く真相を伝えると彼は非常に驚きました。公演が終わるとAさんは、新唐人のインタビューを受け素晴らしい感想を述べました。まさに、呼び覚まされた生命が神韻に対して、心から発した称賛の言葉でした。

 議員Bさんとは、ビクトリア州のベトナムのコミュニティ組織が、香港の学生運動を声援する集会を開催した際に出会いました。Bさんはスピーチの中で、中国共産党のやり方に反対することを表明しました。私は強い印象が残り集会現場でBさんと少し話した後、後日面会してくれることになりました。地元の同修の協力により、面会の時、自分の修煉体験や迫害を受けた経験を伝えました。Bさんは私たちが訪ねたことに感謝し「助けが必要な時は、いつでも連絡をしてください」と言ってくれました。

 その後、Bさんに脱党を声援する集会の参加を呼びかけると、Bさんの秘書がすぐに出席の返事をしてくれました。Bさんは集会で、中国共産党の邪悪さを深く認識し、中国の国民は中国共産党から脱退するべきだと述べました。

 Bさんのオフィスが開催するパーティの知らせが来ました。参加費は高いのですが、私はBさんを支持するため、迷わず申し込みました。Bさんは非常に感謝してくれました。パーティ当日に他の何名かの議員や党首にも会うことができ、さらに広く真相を伝えることにつながるチャンスとなりました。師父の素晴らしい按配に感謝します。

 議員Cさんとは8年間にわたって、友好な関係を築きました。最初はやはり取材を通して縁を結びました。前の議員さんたちと同じ党派ではありませんが、議員Aさんと同じく人権や民主運動にたいへん協力的でした。神韻の祝辞を毎年贈ってくれ、議員に対してどのように真相を伝えれば良いかアドバイスもいただきました。

 しかし、個人的に親しい関係になり、彼に対して頼る心が、知らず知らずのうちに生じてきました。最近は面会の予約がうまく取れず、協力できないという理由で面会を2回断られました。どの人心が邪悪に隙に乗じられたのか、私は内に向けて探しました。それは「彼にもっとたくさんの事に協力してもらいたい」という求める心でした。邪悪の妨害を取り除くため、私は発正念のほか、一つの考えや一つの念でも常人に頼る考えがあってはならず、もっと自分に厳しく要求し修めなければならないと悟りました。自分の人心が邪悪に隙に乗じられ、すでに救われた生命が、反対の立場になってしまうことは、悔やんでも悔やみきれないことです。これからは同修と協力して、理性をもって真相を伝え、もたらした損失を補わなければなりません。

 三、ソーシャルメディアを通じて縁を結ぶ

 ソーシャルメディアの普及によって、議員たちは人脈を広げてより多くの票を集めるために、インターネット上での宣伝に力を入れています。大手のソーシャルメディアで、議員たちの名前がよく見られます。私は議員たちのことをよく理解し、お互いのことを知る良い方法だと思います。メンバーの登録も喜んで応じてくれます。彼らも登録した支持者の数を、非常に気にしています。

 私は非常に時間がかかると時々思っていますが、簡単に一つの「いいね」を送るだけで自分の関心や支持を示すことができます。面会のチャンスがあれば、法輪功の真相を伝えるほかに、会話の話題にもなります。ソーシャルメディアでメッセージを送ることは、緊急の時に最も早く、直接的に議員たちと連絡を取る方法です。

 Cさんのアドバイスのもと、地方議員EさんのFacebookを見ていました。最近、私はEさんのページに、面会を求めるメッセージを残しました。私が送ったメッセージに最初に書いたのは、EさんがFacebookで定期的に更新している選挙区内の風景の写真を、褒める言葉です。その後面会を求める理由を書きました。数時間後Eさんから返信が来て、面会を前向きに考えるという丁寧な返事でした。私はEさんのFacebookをいつもチェックしているので、Eさんも応じてくれ、さらに真相を伝えるための助けになりました。

 四、常人の活動を通じて縁を結ぶ

 この数年間議員やVIPに会うため、記者の立場でいろいろなパーティや講演会や祝賀会に参加しています。

 活動に参加するために毎月の出費は多いのですが、これらの活動に参加することにより、私たちのメディアを宣伝し、各界の衆生や多くのVIPと知り合いました。そして彼らに神韻を鑑賞してもらい、感想を述べてもらうことができ、神韻の宣伝に大きな力となりました。

 特に最近感動したのは活動に参加する中で、常人はみな、大法弟子が真相を伝えることを待っているように感じています。

 先日、ニューサウスウェールズ州議会での、生体臓器狩りに関するシンポジウムに参加するため、シドニーに行きました。今は特に法曹界の人と知り合い、ビクトリア州で同じようなシンポジウムを開くための準備が必要だと感じています。ある弁護士が、ビクトリア州弁護士協会を訪ねることを勧めてくれました。彼らが年一度の昼食会を開くことを知りました。この昼食会ではビクトリア州議員Fさんがスピーチを発表する予定です。この議員はデービッド・マタス氏が7月にメルボルンを訪れた際、大学での討論会に参加していませんでした。この昼食会の参加費用は高いのですが、Fさんに直接会ってお話できる良いチャンスだと思いすぐに申し込みました。

 この昼食会に参加した収穫が、予想以上に多かったのです。本当に師父のご加護に感謝します。

 収穫一:参加者は事前に決まっていましたが、席順に決まりがありませんでした。隣に座っている女性は弁護士協会の秘書です。私たちがニューサウスウェールズ州で開いたようなシンポジウムを、ビクトリア州でも同様に開きたいと思っていることを聞いて、この昼食会に参加したベテランの女性弁護士を紹介してくれました。彼女は弁護士協会人権委員会のメンバーです。このあとのメールでのやり取りの中で、2週間後に開かれる人権委員会の会議に、私たちの提案を議題に取り上げ、そして弁護士協会がシンポジウムに参加するかどうかについても、討論する予定と真剣に約束してくれました。

 収穫ニ:この昼食会の司会者は、弁護士協会の主席者です。私は彼女と少しお話ができました。私はメディアに掲載されたニューサウスウェールズ州の緑の党の議員の写真を見せながら、ニューサウスウェールズ州で開かれたシンポジウムの開催状況を紹介しました。さらに、詳細を説明したいと面会を求めたところ、彼女は快く受け入れてくれ、数日後、秘書がすぐに面会の日程を決めてくれました。

 収穫三、ちょうど電車に乗って帰ろうとした時に、同じ昼食会に参加したある有名な人権弁護士を見かけました。私はすぐに挨拶しに行き、名刺を交換したあとに機会があれば、コーヒでも飲んでお話したいと伝えたら、彼も丁寧に応じ、その日のうちに秘書が面会の日程を決めてくれました。同修は前からずっと大法の活動の参加の案内を出したのですが、仕事が忙しいという理由で断られていました。私は30分の面会時間に、彼の正義感が呼び覚まされるよう、ずっと発正念していました。師父のご加護のもと、彼の態度も徐々に変わりました。最初は「詳細が分からないので、迫害が本当にあるのかどうか判断できない」と言われました。そのあとに「研修生に調べさせてから、その報告の結果で判断する」と約束してくれました。それから、10月に海外から帰国後、再度の面会を受け入れるようになり、彼の態度がはっきりと変わったのを感じ取りました。面会中に私が用意した真相の資料や、書籍の一部の内容をじっくりと読んだ彼は「大法の真相を受け入れます。これから開く予定のシンポジウムで、弁護士協会の討論の情報が知りたい」と言いました。

 収穫四:昼食会でベクトリア州の議員Fとは1分しか、お話できませんでしたが、私との面会を前向きに考えると約束をしてくれました。これはこの法会のあとにやらなければならないことです。

 偉大で慈悲なる師父に感謝し、同修の皆さんに感謝しています。 

(2015年オーストラリア修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/9/22/316053.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/9/27/152801.html)
 
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