【明慧日本2015年7月27日】7月11日午後、2人の法輪功修煉者たちが自転車を押して、街を歩きながら真相を伝え、資料を配っていました。数人が脱退し、1人は嫌がりましたが、修煉者たちは気にしませんでした。しかし、しばらくすると、パトカーが後をつけてくるのを見て、通報されたとやっと意識しました。
パトカーが道を塞ぎ、警官らは荷物を検査すると言って、鞄の中から『共産党についての九つの論評』と神韻DVDなどの真相資料を見つけました。それを根拠に2人をパトカーに乗せ、近くの警察署に連行しました。
警察署に着くと、警官は「座って休めばいい」と言って、1人に見張らせ、行ってしまいました。しばらくして、もう1人の警官が来て、「いくつですか? どこに住んでいますか?」と聞き、DVDを指して、「あなたたちが配っているのは何ですか?」というので、修煉者は「歌と踊りの公演です」と答えると、警官はそれ以上聞かず、記録も取らず、数分後に去って行きました。
2人の修煉者たちはホールで足を組んで正念を発しました。1時間過ぎた後、夕食の時間になっても、誰も来ません。修煉者は見張り人に「私たちはまだご飯を食べていない、家に帰ってご飯を食べなければなりません」と言っても、返事をしてくれません。トイレへ行きたいというと、警官は「こっちにはトイレがないので、外の団地にあります」と言いました。それは間接的に警察から離れてほしいという意味でした。
それで彼女たちは正々堂々と警察から出ましたが、後を追いかける人もなく、家に帰りました。
翌日、自転車を取りに再び警察へ行くと、すぐに見つかり、乗って帰りましたが、もう1台は警官に奥のほうへしまわれたそうで、その警官を探しても、いなかったため、とりあえず家に帰りました。
各地の警察は16年にわたり多くの修煉者と接触して、真相の広まりと法輪功を迫害する頭目の周永康、薄熙来、李東生などの失脚から、理性のある警官らは次々と自分の将来を考え、悪事をしなくなり、密かに修煉者を助けるようになりました。更に最近迫害を引き起こした元凶の江沢民を告訴する流れをみて、ますます多くの警官と民衆が目覚めています。