無私な財務課長 強制連行され拘禁
■ 印刷版
 

 【明慧日本2015年11月27日】11月10日の夜、河南省禹州市の連衛紅さんは帰宅したとき、待ち伏せしていた警官に連行された。その晩の10時、警官は連さんの自宅を不法に家宅捜索した。翌日の午前、警官は連さんの勤務先のオフィスに行き、コンピューター、プリンター、書籍などのオフィス用品と個人所有の物品を押収した。

 現在、連さんは迫害に反対して、すでに6日間断食した。多くの同僚と勤務先の幹部らは「これほど素晴らしい人物が捕まるなんて。良い人になることに何か問題があるのか」と言った。連さんが迫害されたことに怒りを覚えた。一部の古い幹部は連さんに同情し、釈放するよう自ら陳情した。

 連さんは禹州市城管局の優秀な財務課長で、仕事をしているとき常に「真・善・忍」の大法の基準で厳しく自分に要求し、自分の利益を求めなかった。一部の取引先は連さんに感動して、金品を贈ろうとしたが、連さんは毎回それらを返し「私は法輪大法を修煉しています。修煉者はこのようなものを受け取れません」と伝えた。どうしても返せない場合は、相手の電話番号に代金をチャージした。

 多くの人は心底から「現在ではこのような財務課長は本当にめずらしい」と賛嘆した。この数年間で城管局の幹部は何回も入れ替わったが、連さんの仕事の優秀さをみんなが認めた。

 今回の連行は、禹州市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)と郭連郷派出所が共同して執行した。1カ月前に郭連派出所に善を勧める一通の手紙が投函されたが、当日の派出所の監視カメラに連さんの車のナンバーが映っていた。警官は連さんと一緒に手紙を届けに来た、もう一人の法輪功学習者の吉丑さんも疑った。警官は11月10日に吉丑さんを連行した。しかし吉丑さんは当日、郭連に行かなかった。

 現在、吉丑さんは許昌市留置場に、連さんは禹州市留置場に拘禁されている。連さんはいかなる質問にも答えず、迫害に抗議して断食と断水をしたところ、強制的に食物を注入された。

 ここに海外の正義感のある人々が、援助の手を差し伸べ、善良な人を救う活動をするよう強く希望する。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/19/319354.html)
 
関連文章