遼寧省:法輪功学習者(73歳)迫害され死亡
■ 印刷版
 

 【明慧日本2015年11月8日】遼寧省瀋陽市の法輪功学習者・董慧テイさん(73歳女性)は、3年間刑務所に拘禁されていたが、先月19日に死亡した。

 今年9月27日、遼寧省女子刑務所から解放された董さんは、食事をすることも、水を飲むこともできず、意識がもうろうとしていた。

 董さんは自分の信仰を放棄することを拒否したため拷問され、家族との面会も許可されなかった。しかし間もなくして、董さんの家族は刑務所から、面会許可の通知をもらった。董さんは刑務所の病院にいた。足に足枷(あしかせ)、手には手錠をはめられていた。

 警官は「医療費に充てる」と言って、董さんの家族から3千元を揺すり取った。聞くところによると、刑務所病院は食道癌と診断したという。

 2012年5月27日、董さんは法輪功の資料を村の人々に配布したことを理由に連行された。連行されてから間もなくして、警官は董さんの自宅に不法に押し入り、家宅捜索をした上、家財を押収した。

 同年10月18日、裁判所は不正裁判を開廷し、裁判開始後30分で、懲役 3年6カ月を宣告した。家族に判決の知らせはなかった。

 董さんは高血圧と心臓病の病状が現れていたにも関わらず、遼寧省女子刑務所に送られ、第11監獄区に拘禁された。

 董さんの夫は妻との面会を許可されなかった。8月にやっと妻に会えたときには危篤状態で、2カ月後に死亡した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/10/28/318235.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/10/31/153455.html)
 
関連文章