執着や外に求める心を取り除くべき
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 【明慧日本2015年10月30日】一部の修煉者は外に向けて求める心が強いことに気付いていませが、それは危険なことです。例えば1999年のころ、当時の中国の首相は良い人で、彼に何かをしてほしいと多くの修煉者が求めていました。2002年以降、胡・温体制になって、胡・温に対して好感を持つ修煉者も少なくありませんでした。現在、習近平政権が汚職幹部打倒を唱え、労働教養制度を廃止しました。そのためかなり数の修煉者は内に向けて修め、衆生をできるだけ救い済度するのではなく、心が動じて社会の変化や執政者の何かの行いに希望を持っています。それは明らかに外に向けて求めることではないでしょうか。外に向けて求めることは、自分を害し、他人も害し、往々にして重大な手遅れになります。なぜ教訓から学ばないでしょうか。

 現在、法輪功修煉者に迫害を加える労働教養制度は廃止されましたが、修煉者に対する不法な判決は明らかに増えています。明慧ネットの統計によれば、修煉者が迫害される案件は依然として多くあり、全国範囲に存在しています。法輪功に敵対する海外のスパイの活動も停止されていません。これは中国共産党の邪悪なシステムがまだ機能しているということです。習近平政権が何かをし、どこまでできるかについて、我々修煉者が執着すべきではありません。例えあなたが政府部門の要員であっても、それは天意に従って自分の仕事をしっかりするだけで、何かに執着してはいけません。中国共産党は必ず滅びますが、それは法輪功に迫害を加えたからであって、神が既に決めたことです。我々は執着する必要はありません。何かに執着すれば逆に妨害されて願望に背くことになります。

 修煉者として世間に身を置きながら、心は世間の外にあるべきです。社会の形勢は神が決めることで、我々の執着によってできるものではありません。我々のやるべきことは、自身をしっかり修め、師を信じ、大法を信じ、残りのわずかな時間を大切にして人々を救い済度することなのです。

 個人の認識ですので、適切ではないところあれば、慈悲なるご指摘をお願いします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/10/26/318125.html)
 
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