【明慧日本2015年11月27日】2015年11月17日、遼寧省・鞍山市・鉄西区裁判所は、鞍山市の法輪功学習者・エン秀麗(69歳)さんと王淑艶(62歳)さんに対して不法な裁判を行った。法廷で弁護士が行った弁護は、法廷にいたすべての人を震撼させた。法輪功の実態が分かり、冷静になった。一部の人は陰で親指を立てて「素晴らしい弁護だった。信仰することに罪がなく、迫害する者に罪がある」と言った。
今年6月12日、鞍山市の法輪功学習者・エンさんと王さんは神韻のDVDを配布していたところ、法輪功の実態がわからない人に密告され、鞍山市・鉄西区・共和派出所の警官に連行された。家宅捜索もされた。6月26日、鞍山市・鉄西区・検察院は彼女らを不法に逮捕した。検察官は劉夢と曹礫月だ。
11月17日の朝9時30分、鞍山市・鉄西区裁判所は彼女らに対して、不法に裁判を行った。裁判官の史修岩は理にかなってないことを知っていたため、非常に早口で話し、お茶を濁そうとした。普通法廷での裁判は、言葉は非常にはっきりしていて、その過程は鮮明である。法輪功学習者に対して不法に裁判する場合、裁判に参加した人は、敢えて自分の名前を公開しない。法輪功学習者を迫害した悪行が、ネット上に公開されるのを恐れるからである。
法廷で、エンさんは正念がとても強く、自らの体験を話し、法輪大法はすばらしいと述べた。裁判官の史はエンさんに、起訴状に対して何か異議があるかと質問した。エンさんは非常に穏やかに裁判官、検察官と在席のすべての人に大法の素晴らしさを伝えた。彼女は「私は法輪功を修煉する前は、病身でしたが、法輪功を修煉してから病気が治っただけでなく、良い人になることも学びました。私が法輪功の実態を人々に伝え、彼らを救うことには何の罪もありません。私は無罪釈放を要求します」と述べた。
エンさんの弁護士・孫典軍さんが無罪弁護をした。彼は力強く「法輪大法を修煉することは社会に有益な人になるためであり、法輪功学習者には罪がない」と述べた。孫さんが確かな根拠をもって無罪弁護をしていた時、裁判官、検察官、およびその場にいたすべての人は非常に穏やかに、静かに弁護を聞いた。その間、誰一人として孫弁護士の弁護を断ち切る人はいなかった。在席の中国共産党の弁護をする弁護士でさえ、ずっと頷いて孫弁護士の弁護の正当性を認めた。裁判の全過程を経て、みんな法輪功学習者は冤罪であることが分かった。
孫弁護士は「当事者の行為が起訴された『邪教を利用して、法律実施を破壊する罪』の犯罪は成立しない。私の当事者の行為は、社会に対して危害をもたらしてない。DVDを受け取った人はDVDを見て、法輪功の実態が分かり、それはいかなる良くない結果ももたらさない。社会に対していかなる危害も、もたらさないので、犯罪にならない。本案件の証拠は犯罪証拠ではない。法輪功の実態を伝え、人を救うことは事実であり、この事実は犯罪事実にならない」と弁護した。
裁判が終わった時、書記は弁護士だけを残した。彼女は一部の言葉を記録することができなかったため、弁護に使った法律条文をもう一度繰り返すよう要求した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)