縁のある人々の三退後の変化
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文/河北省の大法弟子

 【明慧日本2015年12月31日】私は以前中学校の理化学の先生を勤めていました。今年で76歳になります。今まで法輪功が迫害されている真相を伝える過程で、私は多くの不思議なことを経験しました。今回は、真相が分かってから身体に大きな変化が現れた衆生の出来事を書き出したいと思います。

 (一)

 5年前のある日、スーパーの近くで同僚の周先生に会いました。彼の腰は90度ほどに曲がっていて、3歩5歩ほど歩いては休んでスーパーの方へ歩いていて、見ていてとても辛そうでした。私は近寄って「周先生、こんにちは、いったいどうしたのですか?」と声を掛けました。彼は眉をひそめ、辛そうに「腰椎間板ヘルニアなんです。薬も飲んだし、注射してもらいましたが、全く効果がありませんでした。自転車にも乗れないのです。もう私の人生は終わりです…」と言いました。彼の沈んだ声から内心の苦痛が伝わってきました。 

 それを聞いた私は早速「周先生は私が法輪功を修煉していることは長い付き合いでご存知ですよね。良い方法が一つありますが、試して見ませんか?」と言いました。彼は「あなたなら信頼できます。どんな方法ですか?」と言いました。私は「まず誠心誠意、『法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!』と念じて下さい。次に、中国共産党の入党の時に立てた誓いを破棄し、本心から脱退して下さい!」と言いました。

 その後、私は彼に大法の素晴らしさと中国共産党の邪悪さについて説明し、天安門焼身自殺がデマだったことや法輪功学習者に対する臓器狩りの真実などを伝えました。真実を知った彼はショックを受けて、「脱退します! 脱退します!」と言い、喜んで三退しました。

 一カ月後に幼稚園の入り口近くで再び周先生に会った時、彼の腰はまっすぐになっていて、自転車の横に立っていました。そして彼の方から先に「こんにちは、先日はどうもありがとうございました!」と挨拶してくれました。私は「こんにちは、こちらには何か用事でも?」と聞きました。すると彼は「娘(幼稚園の先生)に牛乳を持ってきたんです。以前、身体が不自由だった時は私に彼女が届けてくれていたのですが、腰が治ってから私が彼女に届けるようになりました!」と言いました。

 彼は近寄ってきて、小さい声で「本当に不思議なことですが、先日、脱退させてもらってから、私はあなたが教えてくれた言葉を、誠心誠意、念じました。すると、しばらくしてから腰の痛みが消えました。あなたにどう感謝すればいいでしょうか?」と言いました。私は「私ではなく大法が救って下さったのです。ですから大法の師父に感謝すべきです! そしてこの奇跡をあなたの周りの知りあいの方に教えて下さいね!」と言いました。

 それから彼は私と会うたびに必ず「法輪大法は素晴らしい!」と口にし、最新の大法の真相資料を嬉しそうに受け取ります。彼は今、血色も良く、あちこちで話に花を咲かせ、以前とはまるきり別人のようになりました。

 次はある夫婦が三退した後、その子供たちも積極的に三退した出来事をお伝えします。

 (二)

2010年の中秋節ごろ、私の夫は柿と大法の真相資料を持ってある同僚夫妻を訪ねました。ご主人の薛さんは冠状動脈性硬化症を患い、心臓の痛みが発作しだすと苦しくて堪えられないようでした。また奥さんの田さんも長年腰と足の痛みに悩まされ、薬を手放すことができませんでした。

 夫は彼らを慰めた後、法輪功のことに言及し、「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と誠意を持って念じれば救われることを伝え、「中国共産党は法輪大法に反対し、法輪功を迫害しています。私たちは中国共産党の一切の組織から脱退すれば、大法に賛同し、大法を守ることになります。更に天意に沿って三退すれば、必ず神佛のご加護をもらえます」と言いました。そして夫は大法の真相資料を彼らに一冊ずつ渡しました。

 2人は夫のことを忘れるほど夢中になって大法の資料を読み始めました。数篇の記事を読んでから薛さんは憤慨して「中国共産党はなんて邪悪なんだろう! 天安門焼身自殺は全くの偽りですね!」と言いました。田さんは「彼らは法輪功学習者から臓器を奪い、自らの私利私欲を満たしています。こんなことをするなんて泥棒より悪いですね!」と言いました。この話の成り行きに、夫は「お2人は党員と団員から脱退した方が良いと思います」と言いました。すると2人はすぐに「脱退します! 脱退します!」と言いました。帰りに、夫は彼らに「子供たちにも資料を見せて下さいね。資料に書いてあることが分かる人は必ず福報を得ることができますよ」と言い聞かせました。

 20数日が経ったある日の夕方、夫は街で薛さん夫婦と会いました。薛さんは近寄ってきて、「ご主人、本当に不思議ですね。党員から脱退した日から、心臓の痛みがなくなりましたよ。本当にありがとうございます!」と言いました。夫は「私ではなく、大法の師父に感謝すべきです!」と答えました。彼は興奮しながら、「それに、今月の始めから私たちはまた仕事に就きましたよ」と言いました。夫は「ぜひ、このような奇跡をまわりの親しい友人にお伝えくださいね」と言いました。

 2カ月後のある日、薛さんは走ってきて、うちの家の門に入るや否や「ご主人! 私の家族は全員三退します!」と言いました。そして「一昨日、妻と一緒に盲腸の手術を受けた長男の見舞いに病院に行きました。すると長男が『お父さん、先日、お父さんの友人がくれた本(大法の真相資料を指す)を見て思ったのですが、お父さんたちが脱退してから健康を取り戻したのは私たち子供の福でもあります。私も党員から脱退したいです!』と言いました。すると次男は『何冊か僕も読んだよ。兄さんと同じく僕も脱退したい!』と言い、また嫁たちも一番上の嫁は『平安を得るなら、一緒に平安にならないといけないでしょう。私も脱退します!』と言い、下の嫁も『うちの2人の子供も団員と隊員から脱退します! これで初めて一家が安全になれるでしょう!』と言いました。だから早速、私は家族の三退をお願いに来たのです」と言いました。

 こうして、薛さん一家は全員、実名で中国共産党の党員、団員、隊員から脱退しました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/17/320568.html)
 
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