黒竜江省:女性法輪功学習者 秘密裏に懲役4年の不当判決
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 【明慧日本2016年1月7日】黒竜江省ハルビン市・双城区・東北隅の法輪功学習者・王文娟さんは、昨年9月10日午前10時、自宅で地元の東風派出所の警官に身柄を拘束され、不当に拘禁された。理由は半月前、王さんが当派出所宛てに法輪功の無実を書いた手紙を出したからだという。王さんは11月19日、区裁判所に懲役4年の不当判決を下された。

 先月29日、区裁判所は王さんに判決書を発付した。情報筋によると、区五家鎮の学習者・曹啓才さんも江沢民を告訴したとの理由で懲役4年の不当判決を下された。西南隅の学習者・劉利さんは懲役5年の不当判決を下された。同心郷の学習者・高慧玲さんは懲役1年の不当判決を下されたという。現在、曹さん、劉さんはすでに上訴したが、高さんは先月24日に省女子刑務所に移送された。

 王さんなど4人が不当に拘禁されてから、書類はいつ検察庁に送付され、いつ裁判所に届いたのか、法曹機関はすべて密かに行った。11月20日、王さんの家族は弁護士を雇ってからようやく、4人が11月19日に秘密裏に開廷されたことを知った。

 昨年7月11日から23日の間、区公安局および市公安局の関係者は、双城区の江沢民を告訴した学習者に対する連行行動に力を入れ、およそ70人近くの学習者が不当に連行された。

 7月22日、王さんは自宅で東風派出所の警官に身柄を拘束され、その後、母親と妹も不当に連行された。王さんの母親は健康状態がよくないため、家に帰されたが、妹は市拘置所に15日間拘禁された。また、王さんの自宅にある法輪功の関連書籍やパソコン1台も押収された。

 解放された王さんは、警官らも洗脳されていると思い、江沢民を告訴することは国民の権利であることと、法輪功の真相を書いた手紙2通を持って自ら東風派出所を訪ね、法輪功の無実を伝えに行った。

 警官らは証拠をねつ造し、再び王さんを連行した。9月10日午後2時半、王さんはハルビン鴨子圏第二留置場に拘禁された。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2016/1/1/321658.html )
 
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