遼寧省:男性法輪功学習者、不当裁判に直面
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 明慧日本2016年1月7日】遼寧省凌源市裁判所は近日、法輪功学習者・毛永春さんへの逮捕令を発付し、不当裁判を企ている。

 毛さんと妻の賈麗英さんは昨年11月10日午後、自宅に侵入してきた国保大隊(法輪功迫害の実行機関)関係者に身柄を拘束され、1万元以上(およそ20万円)の私物を押収された。その上、賈さんは西大営拘置所に15日拘禁された。一方、毛さんは市留置場に拘禁されている。

 2000年、毛さんと妻は上京し陳情したとの理由で、莫胡店派出所の警官に市留置場に連行された。毛さんは20日あまり拘禁されてから、西大営労働教養所に2年間拘禁された。妻は37日間拘禁され、5000元をゆすり取られてから解放された。

 2003年、毛さんは法輪功への迫害関連資料を配布したとの理由で、莫胡店派出所の警官に不当に連行された。拘置所で迫害されて高血圧の症状が現れたため家に帰された。しかし、わずか10日後、当派出所の警官に再び連行された。毛さんは家の大黒柱で、家族の経済は苦境に陥った。そのため、毛さんの母(86)は孫娘(12)を連れて派出所を訪ね、毛さんの解放を要求した。しかし、警官は2人に水をかけ、さらにSARSに感染しているとデマを飛ばし、隔離しようとした。孫娘はさらに学校から除名させると脅迫された。毛さんの母は諦めず、派出所の外で2日間断食をして待っていたが、追い払われた。毛さんは72日間拘禁され、高血圧の症状が現れたため、解放された。

 2007年11月27日、毛さんは市国保大隊および莫胡店派出所の警官に2時間包囲されたが、無事迫害から逃れた。

 2008年、毛さんはテレビの遮断を突破するため、家にアンテナを設置したが、莫胡店派出所の警官に押収された。数日後、毛さんは再び市国保大隊の警官に不当に連行された。毛さんの母と妻の何度もの要求でようやく家に帰された。しかし、家に帰された後でも莫胡店派出所の警官に嫌がらせを受け続けた。その結果、毛さんは3年間、放浪生活を余儀なくされた。

 現在、毛さんは不当裁判に直面し、家族は再び苦境に陥った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/1/3/321762.html)
 
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