【明慧日本2016年2月16日】中国・山東省徳州市武城県の法輪功学習者・董風紅さんは、先月26日午前、李家戸鎮で法輪功に対する迫害の真相資料を配布した時、地元派出所の警官に不当に連行された。午後1時、県公安局および甲馬営鎮派出所の警官は、董さんの家財を押収した。
董さんはかつて様々な迫害をされたことがある。現在、市留置場に拘禁され、家には身体が不自由な夫と精神異常の息子が残されている。
董さんは法輪功を学んでから、心身とも受益した。夫も法輪功を学んだ後、酒、タバコ、家庭内暴力をやめ、一家は和気藹々(あいあい)となった。
しかし、1999年の7.20以降、董さん夫妻は法輪功を学んでいるとの理由で不当に拘禁され、数万元の罰金を科された。そのため、2人とも法輪功をやめてしまった。その後、董さん夫妻は事故で、1人は松葉づえをつかないと歩けなくなり、もう1人は、ほぼ植物人間の状態になってしまった。高額の医療費を負担できない2人は、再び法輪功を学び始めた。
2人とも学び始めてから身体が好転した。2012年5月28日午後、県公安局の関係者2人と甲馬営郷派出所の警官2人は、董さんの自宅に不当に侵入し、家宅捜査を行った。少量の法輪功資料を見つけたとの理由で、2人の身柄を拘束し、県留置場に拘禁した。
董さんの妹・董風艶さんは面会に行く際、警官に殴られて重傷を負い、入院した。その後、風艶さんは市に県公安局を告発した。それで、2012年6月18日、董さんは済南市労働教養所に1年の労働教養処分を処せられた。
昨年、董さんが江沢民を告訴したとの理由で再び迫害を受けた。7月31日早朝6時、県公安局の警官は、甲馬営鎮に在住する学習者の自宅に押し入り、董さんなど4人を不当に連行し、拘禁した。董さんは8月14日に市留置場に送り込まれ、1カ月後家に帰された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
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