王秀芳さんが内モンゴル女子刑務所で受けた迫害事実(写真)
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 【明慧日本20165月24日】内モンゴル赤峰市の元宝山区の法輪功学習者・王秀芳さん(40代女性)は、20124月、警官に連行された。その後、3年の実刑判決を言い渡された王さんは、同年726日、内モンゴル女子刑務所に収容された。

 内モンゴル女子刑務所は、法輪功学習者を迫害するための専用部屋を設け、学習者が刑務所に入るとすぐ、その部屋に呼ばれた。部屋に入ると学習者は、法輪功をけがす資料を読まされ、DVDを強制的に見せられ、法輪功の悪口を言わされ、精神的に追い詰められる。悪口を言わなければ、警官や警官の指示を受けた受刑者たちに殴打される。刑務所の警官・康建偉は、学習者を「転向」させるため、さまざまな手段を使った。康はそのため、毎月、高い給料を手に入れた。

 ある日、王さんは康に呼ばれた。王さんは「この数年、法輪功を学んで法輪功の素晴らしさがよくわかっている」と話すと、康に当直室に連れて行かれ、汚い言葉で罵られ、髪の毛を引っ張られ、前額、胸など、猛打された。康はまた、革靴で王さんの腹部を蹴って、倒れた王さんの頭を踏み躙った。それから、康はスタンガンで王さんの顔、手に電気ショックを加え、部屋に皮膚が焦げる臭いが充満した。その時、王さんは右の肋骨が折れ、髪の毛もたくさん抜け落ちってしまった。

中共酷刑示意图:电棍电击
拷問のイメージ絵:スタンガンで電気ショックを加えられる

 暴力を受けた王さんは部屋に戻され、5~6人の受刑者に常に監視され、目を閉じると蹴られたため、8日間一睡もできなかった。

 8日間が過ぎると、警官はまた受刑者を使って、王さんを半日殴打した。それから、康は王さんを当直室に呼び出し、王さんの陰部を蹴った。繰り返して迫害を加えた王さんは、とても耐えられないほど苦しめられた。

 その後、王さんは監区に行かされ、毎日15~16時間ほども労働を科され、トイレへ行くのも時間を決められた。また、王さんは家に電話することを制限された。

 王さんは、法輪功を学んでいるとの理由で、当局に連行・拘禁・拷問などの迫害を受けてきた。

 2001年、王さんは図牧吉労働教養所に拘禁された。

 2008年4月18日~2010年4月18日まで、実刑判決を受けた王さんは、内モンゴルフフホト女子刑務所に拘禁された。

 2012年7月26日、内モンゴル女性刑務所に送られ、3年間拘禁された。

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2016/4/23/327001.html )
 
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