【明慧日本2016年5月25日】中国・広東省仏山市の法輪功学習者・余瑞明さん(57歳女性)は、実名で江沢民を告訴したため、先月の12日夜、自宅で現地の警官に連行され、広州武警病院に拘禁された。
4月12日夜9時30分頃、現地の警官らが余さんの家に押し入って、家財を押収した。
余さんと家族は「一体どの法律を犯しましたか? 証拠がありますか?」と聞くと、警官は「証拠がある」と答えたが、何にも出せなかった。
余さんは法輪功の真実のことを説明したが、警官はまったく聞き入れてくれず、「派出所でちょっと話しを聞き、すぐ帰す」と家族を騙した。
警官は着替えをすることを許さず、パジャマのままの余さんを祖廟派出所まで連行した。
余さんの家族は、派出所で夜中の1時まで待っても余さんの姿が見えず、解放を求めたところ、「干渉する権利はない」と返事された。余さんは祖廟派出所で、一晩中尋問を受けた。
4月14日、家族はまた派出所に行き、引き続き解放を求めたが、「4月13日にすでに仏山市石湾留置場に送った」との返答があった。
余さんの家族は留置場からの通知書を受け取っていないため、着替えも送れず、弁護士に依頼することも難しいという。
余さんの情報が一切入らない状況下で、4月21日、家族はまた祖廟派出所へ行き、問い詰めた。派出所の返事によると、余さんは留置場に送られた時、血圧が高すぎるため、留置場に断られた。その後、仏山610弁公室が、余さんを広東省広州武警病院に強制的に送った。家族は病院へ見に行ったが、拒絶された。
現在、余さんの病院での情況が分からず、生命の危険があるかどうかもわからないままである。
余さんは法輪功を学び、健康で良い人になりたいだけで、何度も連行されたり、労働教養を科されたり、仏山三水洗脳班でひどい迫害を受けたことがある。
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