学習者の「新年のご挨拶」について論じる
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2017年3月17日】同修の書いた「海外の大法弟子は坐って師父に新年のご挨拶をしていてはいけない」を読んで、ささやかな感想を述べさせていただきます。

 中国では文化的に礼儀を重んじる国です。古来より特に大晦日の礼儀作法を重視してきました。現在のお正月は昔に比べれば雰囲気が大分薄れてきていますが、しかし古風な伝統がまだ残されています。大晦日に行う「新年のご挨拶」はその代表的な伝統の一つです。現在の「新年のご挨拶」は変異して、古代の風習にあったように奥深い内涵がなくなっています。メッセージ、ウィチャット、電話、ひいてはインターネットから早口言葉をダウンロードして祝賀代わりに親戚や友人に送っています。それは内心からの祝福としては認められません。

 昔、若輩者は年長者に新年のご挨拶をするのに額を地につけて拝礼して年配者や年長者に敬意を表していました。現在ではぬかずくことが段々少なくなってきています。中国共産党が法輪功学習者に対して違法な弾圧を始めて以来、明慧ネットを閲覧するようになり、はじめて同修達がネットを通じて師父へ新年ご挨拶をしていることを知りました。御香を焚いて師父の写真を拝むのが、普通の新年のご挨拶の形式ではないかと、暫くの間は理解できませんでした。

 後になって、どうして同修達はネットを通じて師父に新年のご挨拶をするのか分かるようになりました。インターネットだと多くの人の目に触れることができ、学習者が大法と師父を堅く信じている事実を世間に知らせています。一方共産党は邪悪な手口を使って法輪功を誹謗中傷しているにもかかわらず、学習者達は大法と離れようとせずに貫く姿を世間に見せています。

 真相を理解した常人も含めてあれだけ多くの人々が、師父に新年のご挨拶をしていることは、悪人を畏敬させ、迫害を制止させる効果もあり、中国共産党による卑劣な手口に欺かれていない証しになっています。中国共産党は法輪功の修煉を憚りなく妨害しようとしていますが、結果的に石を持ち上げて自らの足に落とすかのように、法輪功はかえって世界中で益々広く伝えられています。

 ネットを通じて師父に新年のご挨拶をするのは、師父へ感謝の意、尊敬の心、堅持の気持ちを表するだけでなく、同時に法を実証しています。

 私のアドバイスとしては、新年を迎える際に、ネット封鎖を突破して同修はどんどんネットを通じて師父に新年のご挨拶を申し上げましょう。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/1/23/341217.html)
 
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