ネットに心を奪われるのは 危険!
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 【明慧日本2017年2月4日】常人のネットは修煉者に非常に悪い影響を及ぼしています。私は自らの体験を通して、まだ常人のネットに未練を持つ同修達と交流したいと思います。

 一部の同修は「するべき三つのことは全てしたし、休みの時間に、ちょっとネット(常人)にアクセスしても、ゲームで遊んでも、それは構わないでしょう」と言うかもしれません。このような考え方は一理あるようにみえますが、実は、自分を修煉者としてみなしていないのであり、大法弟子と大法弟子の責任をはっきり認識していないのです。ネットは修煉者の意志を蝕み、破壊し、微信(ウィーチャット)、ネットゲーム、映画、ウェブサイト、ネットショッピングなども全て同じです。修煉者が自分の気を緩め「ちょっと見るだけだから、大丈夫だ」と思ってしまえば、それなら2回、3回、4回・・・があり、ネットに費やす時間がますます多くなり、常人の様々なものが頭にどんどん押し込まれてきます。

 自分の修煉に対し、ネットの影響はとても早く現れてくるでしょう。まず座禅の時、心を静めることができず、本を読んでも気が散ってしまい、眠たくなり、また、家庭のこまごましたことが増え、内部と外部が対応しているため、面倒なことがますます増えてきます。ゆっくり迫ってくる危機になかなか気付かず、このような面倒なことはネットと関係があるとはとても思わないでしょう。確かに、これらのことの間に直接関係はないかもしれません。しかし、それは自ら良くないものを招き、ネットから汚いものを体に入れ、敵と自分を混同させ、そして、それを常人の中に反映してきたのです。それなのに、本人はなかなかそれに気付きません。

 以前の私は、ゲーム機でも、パソコンでもゲームで遊んでいました。ある日、私は夢の中で、ネットゲームの世界に入りました。ゲームの中の役は別の空間ではすべて生きたもので、実在するものです。そのすべては旧勢力の神によって管理されており、ゲームの中の生命もそれらの神に怯えていました。旧勢力の神はゲームに未練を持っている私を軽蔑の眼で見ていました。私は発正念をしましたが役に立たず、ネットに執着している自分はまったく神通力を発揮することができませんでした。

 またある時、私は目覚めている状態で、ゲームの中の大勢の「化物」に引きずって行かれ、その後、「眠っている」状態になりました。邪悪な勢力との闘いで、私は多勢に無勢、大声で「私は大法弟子です。師父、私を助けてください!」と叫びました。悪魔のボスは「お前は大法弟子と言えるのか?」と嘲笑しました。他の鬼たちも「お前の師父に頼んでも役に立たないぞ!」と言いました。これは夢ではないと私は分かっていました。そして、自分の肉体がこの室温の中では一晩で腐ってしまうだろうとも分かっていました。私は一所懸命、肉体に戻ろうとしました。しかし、邪悪な勢力は私を遠い所へ引っ張っていて、そして「あいつを帰らせるな!」と叫んでいました。

 こうして、私は肉体に戻って来ても再び引っ張り出され、戻って来ても、引っ張り出され、何度も繰り返して、なかなか眠ることができませんでした。ちょっと眠ろうとすれば、元神が鬼に引っ張り出されてしまうので、私は疲れ果て、悔しくて、恐ろしくて、心の中で絶えず師父にお願いしていました。また、私は自分が暗唱できる法を暗唱しました。

 突然、「安定」という言葉が頭に浮かび上がりました。その瞬間、自分は「重く」なって、落ち着いてきました。師父が私を助けて下さったことが分かりました。気をつけながら眠ろうと思い、落ち着いてきました。目が覚めた後でも、胸がまだどきどきしていました。師父が私を救ってくださらなければ、元神が私の肉体に戻ることができなければ、恐らく、翌日「○○は過労で寝ている間に急死した」と言われる結末になっていたでしょう。

 ネットは、人を遊びに夢中にさせる大きい渦巻きで、それにハマればハマるほど抜け出すことができません。コンピュータ・ゲームは人に極めて悪い影響を及ぼしています。今、私は二度とケーム遊びをしません。遊びたいとも思いません。しかし、ネットを完全に止めたわけではありません。

 数日前、このようなことが起きました。ネットである若い人がムカデを食べる様子を実況中継しました。私は妻ととても興味津々にそれを見ました。十数分間の紹介の後、演技者はムカデを食べてしまいました。この十数分間、私はとても好奇心を持って待っていました。しかし、気持ちが悪くなり、吐き気がして、また息苦しくなりました。

 見終わってから腹立たしく、眠ろうとして電気を消しました。ちょっと眼を閉じると、目の前に幽霊がびっしりいて、一つが近づいて来ました。長い髪の毛を振り乱して、とても汚い姿でした。びっくりした私は、自らが汚いものを招いたことをとても後悔しました。

 その中の一つの幽霊は白い背広を着て、顔が緑色で、冷酷さが際立っていました。先程、ムカデを食べた「人」でした。緑色の顔は陰気で不気味で、なるほど、毒虫を好んで食べるのも当然だと思いました。翌日、そのことを妻に話しましたが、妻は「人間でしたら、誰がそんなものを食べるでしょうか」と言いました。それを聴いた私は棒喝されたかのようになりました。

 このような教訓は多すぎるほどあります。同修達はぜひこの教訓を汲み取り、常人の玉石混交のネットに未練を持たないようにしていただきたいと思います。表面上でどんな形で表れたとしても、「ゲーム」にしても、「美食」 「観光」 「娯楽」、そして「中華文化」 「宗教」 「生活」 「家庭」あるいは「時事ニュース」にしても、何でもむやみに信じないでください。なぜならネットはそもそも人間のものではなく、悪魔がこれらの見かけの堂々としたものを利用して、人を引きずり下ろしているのです。くれぐれも騙されないようにしてください!

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2017/1/27/341967.html )
 
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