発正念に対して体得したこと
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文/海外の大法弟子

 【明慧日本2016年10月28日】佛学会は今年7月27日、「発正念を強化しよう」という呼びかけの文書を発表しました。その日、私は地元の学法グループで法を学び終えた後、夕方6時に発正念をしようと思いました。

 その時、他の同修にも発正念をしてほしい、そうすれば、念力が強大になると考えました。しかし、皆は忙しく、結局、私と一緒に発正念をした同修は1人だけでした。1日目、あまり平静になれませんでした。翌日、非常に平静で、雑念は全くなく、強いエネルギーに包まれ、30分経っても出定したくないほど集中しました。それは、私にとってこれまでで最も良い発正念の体験でした。

 発正念をすると同時に、私の心性は根本的に変化が起き、心がさらに広くなり、現在までの2カ月間、毎日欠かさず発正念をしています。以前、発正念をする時、静かに集中できる回数は本当に限られていましたが、今は、集中できない回数はかなり少なくなりました。

 最初、私はメディアだけを対象に発正念をしましたが、その後、全面的に広げ、中国における迫害、生体臓器狩り、海外の神韻の宣伝まで、幅広く焦点を当てました。しかし、次第に以前と同じように、特に加えたりしないようにしました。それば、発正念そのものがすべてをカバーしているからです。これは理性と実践における昇華です。発正念に対して、私は初めて実質的に昇華したと感じました。

 ある日、ちょうど家庭の魔難に陥っている同修と交流しました。私は彼女に何を話せばいいのか分かりませんでした。なぜなら、その魔難には、個人修煉も、法を正す時期の修煉も、発正念などいろんな要素が含まれ、二言三言で解決できるものではないと思ったからです。彼女の話を聞いて、私は、「大丈夫ですよ。一緒に乗り越えましょう。あなたのために発正念をします」と言いました。こうして、私は毎日発正念をする時、彼女の家族の背後に潜んでいる邪悪の要素を一掃するようにと一念を加えました。

 しばらくしてから、私達はお互いにこのことを忘れ、忙しい中、なかなか会うこともありませんでした。私は自分自身の変化も外部の変化も感じることができず、別の空間も見えません。ただ、毎日こうしてひたすら発正念をしました。ある日、ある同修が、「いい知らせがあるのよ。あの同修は誰かが自分のために発正念をしてくださっていると言っていたわ。ご家族も前のように彼女に酷くなくなったそうよ」と言いました。師父が同修の口を借りて、もっとしっかり正念を発するようにと私を励ましてくださっているのだと思いました。

 師父は『二〇一五年米国西部法会での説法』で、次のように説かれています。「現在、旧勢力は直接、大法弟子を迫害する勇気がなく、形のある大きな生命もこのようにする勇気はありません。今、どういうものが大法弟子を迫害しているのですか? 虫の類のものや細菌などめちゃくちゃなものばかりです。正念を発することは非常に有効なのです! 正念を発すると、一面また一面と滅されてしまいます。しかし、たくさんおり、宇宙はとてつもなく広いので、しかも宇宙に多くの次元があり、滅されても、そうは経たないうちにまた滲み出てきます。来たら、また滅すれば良いのです。このように絶えず正念を発し、しばらく続けると、はっきりした効果が現れてきます。正念を発してしばらく良くなったのですが、また悪化したら、自信を失ってしまう人がいます。あなたに教えますが、旧勢力はこのやり方であなたの意志を消耗させており、あなたの確固たる信念を消耗させています。皆さんはこれらのことに気をつけてください」

 今まで、私はあれだけ多くの貴重な時間を浪費したことを後悔しても後悔しきれません。今になって修煉とは何かがやっと分かりました。

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2016/10/15/336323.html )
 
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