常人のサイトに大法のものを載せないで!
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2016年11月13日】最近、YouTubeで大法の真相に関する動画を探す際、師父の済南での説法ビデオの全篇を見つけました。それは法を乱す行為だと真っ先に思いました。下に書かれているコメント欄を見ると、師父と大法を侮辱している人もいれば、ビデオの削除を求める同修、師父の説法についてあれこれと口を出している人、また法輪大法の素晴らしさを称える人もいました。YouTubeの中は常人のものや、邪党の嘘偽りのもの、大法のものが一緒に並んでおり、大法が汚されているのを見て大変気分が悪くなりました。

 大法を保護する視点から、私はYouTube上の大法に関する動画を細かく調べてみると、その結果に驚きました。済南での説法ビデオ、広州での説法ビデオ(英語版)、法輪功功法ビデオとその英語版、およびいくつかの違うバージョンの『普度』 『済世』のミュージックビデオが、そのままサイトに載せられていて、常人の番組とごちゃまぜになって非常に乱雑で、著しく法に符合しない部分がありました。

 ある同修は功法を教えるビデオの中の師父がスーツ姿で説法される部分を切り出して、単独の説法としてサイトに載せ、ある同修は「PuDu」を「FuDu」に書き間違え(この間違いは未だに直されていません)、甚だしきに至っては、ある同修は師父の発正念の手印の二つのポーズの図を背景に、発正念の音楽と合わせて発正念のビデオさえも作りました。発正念の際は目を閉じますが、たとえ目が開いていても常人の空間の一切が目に入らないはずで、何のためのビデオでしょうか? また、ある人は任意に写真を持ってきて、大法音楽の『普度』と『済世』の背景としています。

 私の見る限り、師父の説法ビデオが一度削除された痕跡があるものもあれば、大多数はまだ削除されていません。これを軽く思っているのは新しい修煉者かもしれません。身近にいる旧い学習者は彼らに指摘してあげてほしいのです。早期の説法の中で、師父はこう明示されていました。「わたしがしないことは、皆さんもしないで下さい。わたしが用いないことは、皆さんも用いないで下さい」[1]

 YouTubeのサイトにある功法ビデオおよび『普度』、『済世』のミュージックビデオは4、5年前に載せられたものもあれば、去年載せられたもの、そして今年のニューヨーク法会の後に載せられたものもいくつかあって、とにかく数多くあります。掲載期間の長いものはすでに数万人の閲覧者がいて、論評もめちゃくちゃです。法を正す期間中、大法弟子が果たしたプラスおよびマイナスの作用は神にきちんと記録されています。自分の理智の欠けた行動によってもたらしたマイナスの結果に対して、将来、その責任から逃れることができますか?

 実際、大法の内容を常人のサイトに載せることの可否に関して、師父は以下のように明確に言及されています。

 「弟子:最近、大陸のSNSで真相を伝えるとき、師父の功法ビデオをアップロードしてほしいという声があります。しかも無料のダウンロードソフトを提供してくれると言うのです。

師父:ダメです。誰も私の説法をインターネットに掲載してはいけません。掲載した人は自分で削除してください! あなたは罪を犯し、大法を汚しています! いかなる大法のものも無断でインターネットに掲載してはいけません。先ほど話しましたが、インターネットは魔が世を乱し、人間を巻き込むための渦です。全人類を巻き込んで壊滅させようとしています!」[2]

 「弟子:『洪吟三』 『洪吟四』に師父がお書きになった歌詞があります。ウィーチャットで親戚友人に送ってもいいのでしょうか?

師父:親戚友人に送るのは問題ありませんが、できるだけ常人のあのソフトを使わないでください。

 このことに言及したので、皆さんに教えますが、神韻の公演や飛天大学の舞踊授業をこっそり録画してインターネットに掲載している人がいます。私はなぜ神韻のDVDを社会で配布したり、インターネットに掲載したりしていないのでしょうか? この社会はすでに乱れてしまい、あらゆる悪いものがインターネットに渦巻き、あたかも魔のように回っています。どんなものもインターネットに載せられたら、巻き込まれてしまい、他のものと一緒になって社会、人心、道徳と伝統を撹乱し、人間の生活状態を変えているのです。玉石混淆しています。私はこの神聖なるものをあの魔の巣窟に入れたくはありません。インターネットに掲載した人はそれを取り下げてください。もちろん、神韻の広告や、神韻と飛天大学が目的があって掲載したものはこの限りではありません。将来、それを見せるのは最も良いのです」[2]

 師父の説法や功法ビデオを常人のサイトに載せた同修は、大法を広めようと思っているかもしれませんが、大法を第一位に考えることこそが師を手伝うことです。師父のお話さえ聞かないのであれば問題は厳重ではありませんか? 常人のサイトにはよくないものが何でもあります。どうして神聖な大法を汚い魔の洞窟に置くことができますか? これは犯罪です! 大法は真に修煉する者に聞かせるもので、新鮮さや理論を求める様々な心態の常人に顕示するものではなく、自惚れた常人に任意に議論させるものでもありません。

 また、一部の中国大陸の同修は恐れる心があるので表に出て真相を伝えることをせず、『精進要旨』の文章を百度(中国最大の検索エンジン)のSNSに貼り付けたり、『轉法輪』の内容を自分の話に混ぜ込んで先史文化に言及したりして、大法の内容を披露しつつ、法輪功だと明言せず、衆生を救うことにおいてまったく作用がありません。まさに師父がおっしゃるように、「このような大法に由来しつつも大法を実証することのできない法を盗む行為は、他の面で大法を相殺しているのです」[3] また、顕示心のある人は、師父が『北米での巡回説法』の中で言及された人類の歴史に関する按排の内容を自分の知識として、無責任に常人のサイトに載せて伝播しています。師父は説法の中で、常人に任意に天機を漏らしてはいけないと私たちに教えられています。同修に尋ねますが、法理を持って自分の言動を正す習慣がありますか? あるいは形式的に学法しているだけではありませんか?

 中国大陸の同修が師父の説法をSNSに載せた後、理に叶うと思った常人はそれを自分の話としてネットに載せて伝播し、自分を誇示し、一部の佛学界の人たちを引き付け、大法を「佛学」の枠に落としてしまいました。たとえば、師父の『精進要旨』の「悟」が佛学のあるサイトに転載され、様々な常人が「味わう」ものになってしまいました。ある幻想小説の作家は「法正乾坤」を自分の小説の題目とし、小説の前書きの中で師父のある経文の原文をそのまま盗用しました。その経文はまさにSNSの中でもっとも読まれているものです。この類の現象は他も多くあります。

 少なくとも10年前から、百度のSNSの中で大法の文字が載せられ始めました。今年も理性の欠けている人がそのような行動を取っています。大法弟子としてその問題の厳重性を認識せず改めなければ、どんな結果を招くでしょうか? 師父が私たちに求められているのは、正々堂々と衆生に真相を伝え、真に衆生を心から救うことであって、ネットで無茶なことをすることではありません。

 上述の法を乱す行為は少人数に過ぎませんが、その性質と結果は厳重です。今、ネットで流されている情報は常人に大きな影響を与えています。まさに師父がおっしゃるように「今のコンピュータ、テレビを通じて、ニュースがあれば全世界の隅々に伝わっています。良くないものを掲載すれば、世界中の人に見られてしまうのです」[2] 大法のため、そして衆生を救うために師父がしてはいけないとおっしゃることは絶対にネットで行わないで下さい。その損失は挽回できません。今年のニューヨーク法会の際、師父は大法を汚す行為が最大の犯罪だとおっしゃいました。私の知っている限り、ある同修は大法のものをネットに載せたことで切りのない魔難に陥ってしまいました。大法修煉の道は本来狭く険しいもので、そこに大法を汚す巨大の罪を加えれば、どのようにして修煉していきますか! 修煉は遊びごとではありません。

 この点において間違いを犯してしまった同修は自責に陥ることをせず、挽回できるなら、すぐに挽回すればいいのです。自分の犯した間違いを周囲の同修に明かし、多く学法して内に向けて探し、顕示心や歓喜心、天の功を貪る心などの人心、または党文化を見つけ出して取り除けばいいと思います。純粋な気持ちで行うことはもっとも神聖です。

 大法を保護するのは大法弟子の責任であり、大法を大切にすることは私たち自身を大切にすることです。同修の皆さんに呼びかけますが、どうか常人のサイトに大法のものを載せないで下さい。師父はすでに明確に説かれました。いかなる理由でも自分の人心を放任していけません。間違いを犯した同修は自分の問題をはっきりと認識し、載せたものを早く常人のサイトから消して、旧勢力に隙を与えず、自分の道を正しく歩みましょう。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「佛性に漏れなし」
 [2] 李洪志師父の経文:『二〇一六年ニューヨーク法会での説法』
 [3] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「法は人の心を正す」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/10/26/336776.html)
 
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