【慶祝513】 あなたに一曲歌ってもいいですか?  
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 【明慧日本2017年5月27日】(慶祝513明慧特別記事)この文章のテーマは、ある男性に法輪功の無実を伝えた後、言われた言葉です。私は法輪大法の素晴らしさを彼に伝えた時、男性は興奮し、「善良はいいですね。善良はいいですね。人間はそうすべきです」と言いました。私は男性に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を覚えれば、よい報いを得ることができると教えた時、男性は感謝のあまり、別かれる際に、急いで私に「あなたに一曲歌ってもいいですか?」と聞きました。その言葉に驚きましたが、喜んで頷きました。男性は力強い、正義感溢れる歌声でその瞬間の気持ちを表しました。

 このことはしばらく経ちましたが、「あなたに一曲歌ってもいいですか?」という言葉はなかなか忘れられません。世の人々の誠実さに感動し、ここまで幸せそうに真相を受け入れてくれたことを嬉しく思っています。この歌は私にではなく、大法への歌であり、師父への歌だとわかっています。

 下記の物語は私に関するものもありますし、世の人々のものもあります。中に歌声はありませんが、どれも師父が世の人々への無量の慈悲および大法が世界に素晴らしさをもたらしたことを含んでいます。これらのストーリーは師父と大法への賛歌です。

 (一)大法は世の人々の心に明かりを灯した

 「他人のために考える? とても新鮮」

 ある日、私はバスに間に合わず、タクシーを拾って出勤しました。運転手はとても若い男性で、年齢を聞くとわずか19歳でした。私は彼に法輪功の真相、人間としての道理を伝えました。男性はとてもまじめに聞いていました。私は師父から他人のことを先に考えて、他人のために考えるように教わったと言った時、彼はまるで感電したように、大声で「他人のために考える? とても新鮮です!」、「今まで誰も他人のために考えることを教えてくれませんでした。はじめて運転した日から、母にどうやって客のお金を騙すか教わりました。毎日どうやってお金を騙せるか考えていました」

 私は男性に「それでは疲れませんか?」と聞くと、彼は「もちろん疲れます。おっしゃったようにできたらいいですね。お話を聞いたら心が楽になり、すっきりしました」と言いました。

 タクシーが職場に着いた時、男性は満面の笑みで、どうしても運賃がいらないと言いましたが、私は「大法弟子はうまい汁を吸ってはいけません」と断り、彼はようやく納得しました。

 翌朝、出勤する時、男性のタクシーが目の前に来ました。「おばさん、職場に送らせてください。お金はいりません。また法輪功のことを聞かせてほしいのです」と言いました。私はすこし迷い、タクシーに乗って大法に基づいていろんな人間の道理を話しました。

 職場に着いたら、男性は私の携帯番号を受取り、また前日と同じように、どうしても運賃はいらないと言いましたが、私は無理やりガソリン代を払いました。職場のビルに入る前、振り返ってみたら、男性は微笑みながら別れを惜しんでいました。まるで久し振りに会った肉親と団らんしてすぐに別れなければならないようでした。この男性はこれからもう二度とどうやって人を騙すかで悩むことはないでしょう。なぜなら、大法は彼の心に明かりを灯したからです。

 「この世には良い人がいると知らせてくれた」

 これは十数年前の話ですが、ある日、私はほかの同修と約束があるため、タクシーで出かけました。車に乗ったとたん、運転手の目つきがおかしいことに気づきました。彼は目玉がキョロキョロし、モーションをかけ(気のあるような素振りをしてじらす)、邪気が漏れていました。私は席に座り、十数分の沈黙後、私は突然、厳かに「私は法輪功を学んでいます」と言いました。運転手は思いもよらぬ言葉にびっくりして、ぽかんとしていました。

 少しの間をおき、私は法輪功から学んだどうやってより良い人になるかや、どうして自分の安全を先におき、法輪功の無実を伝えるかを教えました。運転手は何も話さなかったのですが、顔の表情はすこしずつ変化し、目つきも穏やかになりました。

 目的地に着き、お金を払い、私が降りようとした時、運転手は思わず「お姉さん、あなたは本当に良い人です」と言いました。私は振り返って運転手の顔を見ると、運転手も真面目に私を見ていました。「この世にあなたたちのような良い人がいるとは思いもしませんでした。私はたくさんの悪事を働きました。今日も、あなたが車に乗った時すぐにおわかりだったでしょう。あなたはこの世に良い人がいることを教えてくれました。私には無理ですが」と言いました。

 私は「あなたも良い人になるべきです。あなたが信じても信じなくても、真・善・忍は人の未来をはかっています。今後も良い人になってほしいです」と答えました。しばらく話した後、運転手も私の忠告を受け入れ、できるだけ克服し、良い人になるように頑張ると言いました。

 「あなたの言うことは頭上の覆いを開いてくれた」

 ある日、中年の女性が私のオフィスにきて、セールスだと自己紹介をし、座ってポケットの中から商品カードを取り出し、私の前に置きました。私が押し返すと、彼女はまた置きました。私は笑いながら「まず、お話をしてから、このカードを私に渡すかどうかを考えましょうか」と提案しました。

 私は彼女に「自分は法輪大法を修煉し、この十数年の修煉の過程において、職場のお金を一銭も不正にとったことがなく、仕事の関係で甘い汁を吸ったこともありません。これは大法の師父に教わったことであり、真に法輪功を修める修煉者は必ず頑張って達成することです。また、大法を学んでから人生の意味とは何か、元気で楽しく生きていける心得を得ました」と話しました。

 女性はずっと静かに聞いていました。私は自分の言いたいことを言い終わってから「まだこのカードを私に贈りたいですか?」と聞くと、女性は笑ってカードをテーブルから鞄の中にしまいました。

 しかし、彼女はすぐに帰らず、セールスのことにも言及せず、こう言いました。「お姉さん、あなたの話を聞いてわかりました。私は今日セールスのためにここに来たのではありません。あなたに会うために来ました」、「昨夜夢を見ました。夢の中では、いつからか何かが私の頭を覆っていました。頭が重くてむっとしていました。いま何かの原因である力は頭上の物を開けてくれて一気にシャキッとしました。今朝目が覚めても、まだ夢の中にいるように頭は本当にむっとしていました。さっきの話を聞いているうちに頭の上に裂け目ができ、何かが突然出ていきました。今はとてもスッキリしています」、「お姉さん、今日はあなたに会うために来ました。あなたは頭上の覆いを開けてくれました」

 女性は一気に私に言いたいことを伝え、喜んで帰りました。

 尿毒症は腎臓結石に

 私には血のつながりがない親戚がいて、小さい頃しばらくの間、一緒に暮らしたことがあります。再度会ったのは30年後の2012年でした。この時、親戚は病気で入院していました。診察結果は片方の腎臓が壊死したため、取り出さなければならず、もう一つの腎臓は尿毒症を患い、とり替えなければならないということでした。事実上、病院に死刑を宣告されたと同じです。なぜかというと、親戚はお金がなく、加えて移植する腎臓もありませんでした。

 私は話を聞いて、お見舞いに行きました。病室では患者が多すぎてゆっくり話ができませんでした。親戚の顔色は真っ青で、血色も機嫌も悪く、まるで死を待っているようでした。

 病室から出て、私は奥さんと話しました。私は法輪功を修煉しており、大法の素晴らしさと、法輪功が迫害されている真相を伝えました。奥さんは真面目に聞きました。私は奥さんに「法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい」と念じれば、奇跡が起こると伝えました。

 私は期待しませんでした。目の前で伝えても信じない人もいるので、伝言通りに念じることはなおさらでした。

 1週間後、電話で親戚の状況を聞くと「診断は誤診で、腎臓結石でした。手術をしてもう家に帰りました。今はもう大丈夫です」と答えました。

 1年後、私は再びその親戚に会いました。彼はとても元気でした。食事の合間、奥さんはこっそりと私に伝えました。「あなたに教わった言葉を彼に伝えました。彼は一晩寝ないで、一言ずつ繰り返して念じていました。朝になると、本人もなにか違ったと感じ、お医者さんにも再診するように言われました。結果は誤診でした。不思議ではありませんか? 彼は人に「法輪大法は素晴らしい」を念じたからと言う勇気がなく、頂いたお守りをずっと身につけています。誰にも触らせないのですよ」

 5年経ちましたが、その親戚は元気で、敬虔に「法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい」と念じています。それは健康の秘密だと信じています。

 「5千元の罰金はお得だった」

 私は江沢民を告訴したという理由で拘置所に連行されました。そこで売春で掴まえられた玲玲さん(仮名)に会いました。玲玲さんはいつも汚い言葉を口にして、自分を諦めている感じでした。私は彼女と話し、自分が法輪功を修煉し、江沢民を告訴したことで入ったこと、どうして江沢民を告訴したのか、大法が迫害されている経緯を少しずつ伝えました。玲玲さんは話しているうちに、少しずつ変わったことに気づきました。彼女は優しくなり、汚い言葉も減りました。

 私はさらに彼女に「私はあなたを軽蔑していません。あなたの心はとても優しいと感じています。しかし、あなたの歩む道は問題があります。しかも、厳粛な問題です。しかし、これはすべてあなたが悪いわけではないのです。社会の流れや政府がこのような問題をもたらしました。信仰がない政党がもたらしたのは拝金主義と道徳の喪失です。今後、正しい道を歩み、良い人になり、人に尊敬される人間になってほしいのです」と言いました。

 数日後、玲玲さんはすっかり変わりました。毎朝、毎晩寝る前に、必ず何度も「法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい」を念じるようになりました。彼女は釈放される前、私に「お姉さん、私は掴まえられた時、自分が情けないと思っていました。掴まえられて5千元の罰金を科されました。でもいまは自分がとてもラッキーだと思っています。ここであなたに出会ったからです。私はもう二度とそんなこと(売春)をしません」と言いました。

 玲玲さんは実家に戻り、昔の生活と決別しました。今年の正月前、玲玲さんから電話がありました。「お姉さん、私は麺屋を開きたいのですができますか?」と聞きました。私は「絶対に大丈夫です。よくその9文字を念じたら、きっと大丈夫です」と答えました。この文章を書く2日前、玲玲さんの麺屋はオープンしました。彼女はきっとうまく行くと信じています。玲玲さんはその9文字を忘れることはできないと言ったからです。

 派出所所長の家の商売は大繁盛

 私の同級生・軍さん(仮名)は派出所の所長ですが、彼と会う機会は少なく、付き合いも少ないのです。

 ある日、同級生の父の葬式に参加し、食事をした時、軍さんと隣席でした。私は彼にお酒を注ごうと思い、テーブルに置いてあった箱を開け、酒の瓶を出しました。しかし、蓋はすでに開けられていました。私は「この瓶は開けられていました」と言いました。軍さんは隣で瓶を取り、大きい声で「店員さん、このお酒を替えてください。すでに開けられています!」と言いました。店員さんは来て「そんなことはありえません」と言い返しました。軍さんは怒り、私を指しながら「この人が嘘をついたと言うんですか? 替えてください!」と強く言いました。店員さんは瓶が開けられていたことを認め、素早く替えてくれました。

 実は、軍さんは蓋が開けられていたかどうか見もせず、ただ法輪功修煉者の人柄を信じて思わず言ったようです。

 軍さんはほかの同級生に「法輪功を捕まえる任務や通報があれば、われわれは出動しますが、いつもゆっくりと時間をおいてから出ます。出る時も必ず警笛を鳴らして、遠くまで聞こえるよう、できるだけ音を大きくしています」と言いました。

 軍さんがいる都市はたまに修煉者が連行されたことを聞きますが、軍さんがいるエリアは連行事件は一度もありません。

 軍さんの家は数年前から商売をやり始め、とても繁盛しています。店員さんは「ここまで繁盛している店は見たことがありません。テイクアウトと予約の電話は毎日いっぱいです」と言いました。

 (二)大法は私に新たな生命を与えた

 私は修煉する前、咽頭炎、気管炎、皮膚病、アレルギー、盲腸炎、婦人病、腰髄神経の圧迫で歩くこともできませんでした。修煉してから、病気は完治し、健康を取り戻し師父に感謝しています。さらに、健康な心をくださったことに感謝しています。

 職場で私はリーダーでした。2013年に連行された後、職場は圧力を受け、やむを得ず私を降格させました。仕事で、私は毎年経費で接待する機会がたくさんありますが、一円も自分のために使ったことはありません。

 ある日、私は大きなデパートで買い物をし、すべての物が買い終わったら3千元余りました。店員さんは「残高を商品券に換えることができますよ」と勧めました。私は「どうしてですか?」と聞くと、店員さんは「そうすると、(あなたが)使いたい時に自由に使えます。領収書には全額を書きますから」というので、私は「けっこうです」と断りました。連れて行った運転手さんさえも冗談で「このおいしい仕事をあなたに任せるのはもったいないです」と言いました。

 接待する時の食事代も実費に精算しています。仕事以外の出費は経理には出しません。

 降格された後も私は一生懸命仕事をし、周りから高い評価をもらいました。十数年、私は毎年業界の「先進的人物」に指名されますが、自分から申し出たことはありません。ある年、上司は再び私を推薦しました。私はそれを知ってほかの人に変えてもらいました。翌年、上司は再度私を推薦しました。私はちょうど上層部でミーティングし、「これは間違いです。推薦されたのは◯◯さんのはずです」と他人を優先したかったのですが、責任者は「あなたの上司は(この推薦を)誰にも変えないようにと念をおしました」と言いました。一番上の管理者は詳細を知り、「こんなことがあるとは信じられません。この職場には2人の枠を特別に設けます」と決定しました。その年、私たちの職場だけ2人の先進人物が選ばれました。

 私は降格されてから、すべての優遇はなくなり、ボーナスも年末の現金引換もほかの人の収入と多く差をつけられました。しかし、私は文句を言わず、いつものようにこつこつと働いています。私はいくつかの会社の抵当金を管理し、貯金して満期になって取り出した時、1万元あまりの利息がありました。私は上司に報告しましたが、上司は「あなたは降格されてから今まで、仕事量も質も何も減っていません。私は手助けすることはできませんが、この利息をあなたの物にします」と言いました。私は上司の好意に感謝しましたが、利息は私のお金ではないので、自分のお金にしてはいけないと思って、すべての利息を返しました。私は会社の社長1人ずつに連絡し、お金を取りに来るようと伝えましたが、みんなほとんど同じ答えでした。「お礼としてもそのお金を受け取ってください」。私はみんなに「私は修煉者です。私を尊重するなら、取りに来てほしいです」と返事しました。

 これで私は数え切れないほどの電話をかけ、1年半をかけてようやくすべての利息を会社に返しました。

 修煉する前、私は傲慢で、ケチで、くだらないことを心にかけて忘れられない人間でした。廊下で上司と喧嘩したこともあります。同僚の評価は「うんざりする人」でした。しかし、修煉してからしばらく、周りの人はみんな「まるで生まれ変わったようだ」と感じていたようです。私のことを目障りだと思った同僚は、ある日、みんなの前で心からこう言いました。「私たちは皆あなたのことを愛しています」。その後、ほかの同僚も別の場で同じことを言いました。それは大法が私を生まれ変わらせ、天地を覆すほど変化させたのです。私は本当に変わったとわかっています。

 結び

 この文章を書いた時、大法の佛光を浴びていると感じ、幸せいっぱいです。「あなたに一曲歌ってあげてもいいですか?」という言葉は心から消えず、これらの物語を記録することは師父への賛歌だと感じています。

 われわれに善良を教えられたのは、師父しかおられません。われわれをきれいに浄化してくださったのは師父です。私は師父のために唄を歌いたい、大法のために唄を歌いたいです。明慧の場を借りて、全世界でも広く歌われる唄の歌詞を書きます。「法輪大法は素晴らしい! 法輪大法は素晴らしい! 法輪大法は正法です! 佛光は普く照らします」

 師父、ありがとうございます! 弟子は師父にお会いしたいです!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/5/14/346771.html)
 
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