師父が按排された道を歩み 心を尽くし人を救う
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2018年3月31日】真相を伝える中、様々な人々や多くの出来事に遭遇しました。その中で目覚めた世の人は大法に対する感謝の気持ちや、大法弟子に表した真誠(しんせい・いつわりやごまかしのないこと)と信頼は私に深い印象を残し、感動を与えてくれました。

 一、若い女の子が私にお辞儀をする

 ある日、同修の家に行く途中、2人の若い女性に出会いました。彼女たちとすれ違った時、私は頭の中に「彼女たちを救わなければいけない!」という一念がひらめきました。そこで、私は体の向きを変え2人に挨拶をし、彼女たちに「三退をして、平安を守ることを知っていますか?」と尋ねました。2人は「知りません」と答えました。

 会話の中で、彼女たちは地元の者ではないことが分かりました。「今、末法時期に当たり、すべての生命が選択する必要があります。中国共産党は毎回の政治運動で数え切れないほどの中国人を迫害して来ました。天には天法があり、善悪には報いがありますから、災難がやって来た時、中国共産党の犠牲になってはいけません。三退をしてはじめて救われます」と話すと、2人はとても喜んでかつて加入した中国共産党の関連組織から脱退すると表明しました。私は持っていた真相資料、お守り、そして1冊の『共産党についての九つの論評』を彼女たちに渡すと、1人の女の子は突然、私に深々とお辞儀をし礼を言いました。

 その時、私はとても心を打たれ、この生命の敬虔さに感動させられました。彼女の生命の分かる一面は、大法に救われたことを知っているため、大法に心から感謝しました。師父は救いを望んでいる縁のある人を按排してくださいました。師父のご恩に感謝いたします。

 二、「あなたは本当に偉い人ですね!」

 ある日の夜8時頃、帰宅途中、道端に男の人が立っているのが見え、私は近くに行き話かけました。話の中で、彼は共産党員で、若い頃、共産主義青年団、少年先鋒隊にも入っていたことを知りました。そこで、彼に「三退をしましたか?」と聞くと、彼はすぐに警戒し、「私は退きません。他の人に勧めなさい」。彼は中国共産党に深く毒害されている人だと思い、もっと真相を伝えなければならないと思いました。彼は70歳代位の人で、中国共産党の様々な政治運動をきっと経験した人だと判断しました。そこで、私は「あなたのような年齢の方なら、中国共産党が毎回の政治運動でどれほど中国国民を残酷に弾圧して来たか、ご存知でしょう。「反右派」から、「大躍進」、「四清運動」、「文化大革命」、そして、1998年6月4日の天安門広場での学生に対する虐殺や、さらに法輪大法を罪に陥れ、大法弟子を迫害することまで、中国共産党が犯した罪は山のようにあり、本当に神も人も共に憤(いきどお)っています。善悪には報いがありますから、神様は必ずそれらを清算されます。あなたは中国共産党に入って、悪い誓いをして、彼らの一分子です。退かなければ、将来彼らの生贄(いけにえ)になりますよ」

 私の話を聞いて、彼は「中国共産党に入ってもうかなり長いので、そう簡単に退くことは出来ないだろう」。彼の不安そうな様子を見て、私は「神様は人の心をご覧になっています。心から退けば大丈夫です。中国共産党の組織を脱退すると宣言しなくてもいいですよ。誠心誠意に心から退けば、素晴らしい未来があります」。この話を聞き、不安が払拭された彼は笑顔を見せ、仮名で三退をしました。それから、私は真相資料を取り出してプレゼントしました。彼が帰ろうとした時、カバンに「九評」のDVDが入っているのを思い出し、「この『九評』のDVDも持って帰って見てください。見終わったら、是非とも知り合いの人にも見せてあげてください。このDVDをあなたに渡す事が出来て本当によかった」。彼はDVDを受け取り、「あなたは本当に偉い人ですね!」

 救われた衆生がこのように言うのは、偉大な師父と法輪大法が彼らを救ってくださっているのを知っているからです。弟子はただ口を動かし、足を動かしているに過ぎません。

 三、「あなたは本物だと一目で分かりました」

 ある日の夜出かけると、1人の女性が私のそばを足早に通り過ぎました。私は人を救うチャンスを逃してはいけないと思い、急いで彼女を追いかけて、「こんばんは! 三退して平安を守ることを知っていますか?」と聞くと、彼女は「知りません」と言った。娘は「クリスチャンです。善事をたくさんやりなさいとよく言われています」。私は「神様を信じる人は皆、良い人ですよ。しかし、今の中国では、ほとんどの人は信仰心がなく、どんな悪いことでもしてしまいます。ですから、世の中の道徳水準がここまで堕落してしまいました。今、中国共産党は真・善・忍を修める大法弟子を残虐に迫害しています。それは神様が決して許さないことです。末法時期の今、自分と家族を救う為に、正しい選択をしなければなりません。そうしてはじめて素晴らしい未来があるのです。私が言った事はすべて真実です」。彼女は私を見て、「あなたの話しは全て本物です。会った瞬間に良い人だとすぐに分かりました」と言って、あっさりと実名で三退しました。真相資料とお守りを渡すと、彼女は嬉しそうに「必ず大切にします」

 大法弟子は慈悲の心を持って人を救おうとすれば、師父は必ず縁のある衆生を按排してくださいます。

 真相を伝える過程で、一部の人は忙しいと言い、真相を聞こうともせず、また一部の人はとても聞き苦しい言葉で罵ったりしますが、多くの人は大法弟子の誠意に対し、彼らの善良な一面を見せてくれ、私に「安全に気をつけてくださいね」と、とても親切に言ってくれます。そのような時、私はいつもお礼を言い、「私は師父に見守られており、私のそばには師父がいらっしゃいますから」

 真相を伝える中で、多くの不思議なことがありました。それは師父が弟子を加持してくださり、師父の慈悲で偉大な宇宙のすべての生命を救ってくださっているからです。

 私は大法弟子として、必ずしっかりと法を学び、「心を静めて法を学ぶこと」[1]を最優先にし、欲を放下し、執着心を取り除き、多くの人を救い、円満し、師父について帰ります。

 最後に師父の新しい経文「法を正す最後の時、着実に自らをしっかり修め、人を救う使命をきちんと果たしてください」[2]を持って、同修達と励まし合いたいと思います。

 師父に叩頭して、お礼を申し上げます!   合掌

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨》「大法山東輔導站へ」
 [2] 李洪志師父の経文:「フランス法会へ」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/2/28/362338.html)
 
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