弁護士が殴打された事件が立件される
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 【明慧日本2018年5月20日】四川省会理県裁判所は2017年11月17日午前9時、法輪功学習者・花晩霞さん、崔徳利さん、張恵瓊さんの3人に対し開廷した。3人の弁護士も法廷に入り、廷長に持参のパソコン、仕事をする用品などを警官の方に差し出すようにと強いられた。弁護士3人は無理な要求だとこれを拒否したという理由で、廷長は「ここはおれの天下だ! 出さないなら、開廷を取り消す!」と言い出した。

 3人の弁護士が法廷から出る際に、廷長の違法行為を訴えると言うと、警官に暴行を振るわれた。また3人のパソコンや仕事をする用具などが押収された。

 この件について、2人の弁護士は廷長の違法行為を県検察庁、国家監察委員会、裁判所、涼山州中級裁判所、涼山州の監察委員会、中国共産党中央規律検査委員会、最高検察庁、国家監察委員会などの各部門に訴え、県裁判所に国家賠償、廷長の免職、これらの立件(りっけん・事件として取り上げること)を調査するように求めた。

 この件はすでに立件され、2018年4月27日に県裁判所で開廷されたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/4/26/364584.html)
 
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