70代の元軍医・高広思さん 蘇州刑務所に2年も拘禁
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 【明慧日本2019年10月9日】定年で退役する前の高広思さん(70代)は、軍医で大佐だった。2017年9月、南京玄武区裁判所はいかなる訴訟手続きも経ないまま、当時72歳の高さんに「法輪大法の修煉を放棄すれば、保釈して治療することを許すが、さもなければ刑務所に移送する」と脅した。それに対して、高さんは黙って返事をせず、固い信念で対応した。その日のうちに、高さんは蘇州刑務所に移送された。

 高さんは法輪大法への信奉を堅持しただけで、南京玄武区裁判所に懲役3年の実刑判決を言い渡され、現在、すでに蘇州刑務所に2年間拘禁されている。

 軍医だった高さん(74)は、退役してから南京市玄武区の軍の退役幹部療養所に住んでいた。

 高さんと妻は一緒に法輪功を学び、大いに受益した。しかし、中国共産党は1999年7.20に法輪功に対する迫害を発動した。勤務先からは「法輪功修煉に関することを白状しろ、大法の書籍や煉功ビデオを提出しろ」と迫られた。そして、様々な会議で高さんを批判して行動を監視し、中国共産党のいわゆる「敏感日」になると、高さんの外出を禁止した。高さんの妻は迫害される中で早々に亡くなった。

 2017年7月、高さんは連行された。当時、健康状態の悪化などの理由で、高さんは留置場に拘禁されなかった。

 しかし、2カ月後の2017年9月のある日、玄武区裁判所は高さんの所にやって来て「これからあなたを刑務所に移送する予定だが、もし、法輪功の修煉を放棄すれば保釈して治療することを許す」と言った。高さんは黙って一言も言わず、固い信念ですべてに対応した。その結果、当日のうちに高さんは蘇州刑務所に移送された。

 蘇州刑務所に入所以後、真・善・忍を修めることを放棄しないため、高さんは未だに刑務所で非人道的な残忍な迫害を受けている。

 これまで、高さんは何度も連行された。2016年9月4日~5日の間、G20 杭州サミットが開催された。開催前の9月1日、南京市棲霞区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と馬群派出所の警官らは棲霞区の陳華放さん、呂梅さん、馬冬明さん、高広思さん、楊国用さん達、6、7人の法輪功学習者を一斉に連行した。陳さん、呂さんは留置場に拘禁され、高さんは洗脳班に送られた。その後、高さん達は皆家に帰されたが、陳さんだけはいったん家に帰されたが、また不当に起訴された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/9/5/392309.html)
 
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