王成佳さんは大隊長の任長海に連行後 行方不明
■ 印刷版
 

 【明慧日本2019年10月16日】黒龍江綏浜県出身の王成佳さん(59歳男性)は、法輪大法の修煉を堅持したため、これまで何度も綏浜県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)に妨害された。

 1998年、法輪大法を修煉する前、王さんは作業中の事故で腰椎をひどく損傷し、長年の間車椅子での生活を送り、妻の介護が必要だった。

 2019年9月10日午前9時頃、綏浜県国内安全保衛部門の大隊長・任長海は、警官・高鉄軍ら2人を連れて王さんの家に押し入り、疾病対策予防センタ−が身体検査をするからと嘘を言って、王さんと妻・楊春霞さんを病院まで連れて行った。その後、夫妻を拘留した。自立生活ができない王さんは、連行されてから、すでに5日間経ったが、現在、行方が分からない。妻・楊さんは何度も警察に行って、王さんを返すようにと求めたが、警官はどこに拘禁しているのか、何も教えてくれなかった。

 2018年5月7日、綏浜県国内保衛部門の大隊長・任長海は警官らを連れて、王さんの家に押し入り、大法の書籍、法輪功の資料、パソコン、プリンター、それに2万元(およそ30万7000円)の現金などの私物を押収した(これら全てが、未だに返却されていない)。その日、妻の楊さんともう1人の女性の法輪功学習者・劉玉英さんも連行された。15日後、楊さんは家に帰されたが、劉さんは黒龍江の鶴崗市留置場に拘禁された。

 2019年8月15日、鶴崗市綏浜県裁判所は劉さんに懲役3年、王さんに懲役1年、楊さんに懲役1年の実刑判決を言い渡した。楊さんは鶴崗市留置場に移送されたが、その後の身体検査の結果が不合格のために、家に帰された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/9/17/393440.html)
 
関連文章