由金英さん 再び鶴崗市留置場に拘禁される
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 【明慧日本2018年11月17日】法輪功学習者・由金英さん(45)は2018年6月、黒龍江省綏浜(すいひん)県公安局の警官により連行された後、鶴崗市留置場に拘禁された。由さんが鶴崗市留置場で迫害を受けるのは今回で2回目である

 法輪功を学ぶ前の由さんは、放散痛(痛みが前胸部や胸骨後部に広がっていく)のある遺伝性の心臓病、腎臓病、腰痛などの病気を患い、しょっちゅう病床での寝たきり状態で、毎日薬を服用していた。身体の病気に苦しめられただけではなく、娘が5歳の時に由さんは夫と離婚し、生活をする上でも苦難に満ちた日々を送り、精神的なプレッシャーにも耐えていた。

 1999年7月、由さんは人生の中で一番苦しい時期に法輪功に出会った。法輪功を学んだ後、病気が奇跡のように治り、無病で軽い身となった。娘を学校へ行かせるため、弱々しい小柄な由さんは、男性のように農作業やアルバイトなどの重労働をこなし、どんなに苦労しても楽観的で、前向きに生活ができるようになった。それは法輪功を学び、人生の意義が分かったからである。

 2012年7月14日、由さんは法輪功学習者・袁玉竜さん、楊淑珍さん、高玉敏さん、劉思遠さんたち4人と一緒に、綏浜県北岡鎮永徳村で法輪功への迫害に関する資料を配布していた時、村民・劉青春に通報されたため、現地の警官らにより全員連行され、綏浜県留置場に拘禁された。

 翌日、情報を得た5人の家族は、綏浜県公安局へ行って無罪で解放するように求めた。公安局の人員は、横暴な態度で家族たちを追い払った。2012年7月20日の朝、高玉敏さんの家族は、警官らに蹴られたり押されたりされ、入り口の外まで追い出された。警官らはまた由さんの17歳の娘までも2回足で蹴った。

 由さん達が連行されて3日目の2012年7月16日、17歳の娘はまた綏浜県公安局へ行き母親の解放を求めた。しかし、局長・陸建生は「もうすぐお前の母親を銃殺刑にさせるから」と由さんの娘を脅した。この話は娘の耳元で雷のように鳴り響き、娘の心肺は引き裂かれるほどの衝撃を受けた。

 間もなく、由さんは2人の女性学習者と一緒に鶴崗市留置場に移送された。由さんの娘は大人と同伴でて面会に行ったが、鶴崗市留置場の警官は面会を全く許可してくれなかった。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/11/8/376833.html)
 
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