大連市の72歳の王日清さん 懲役2年6カ月の不当判決
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 【明慧日本2018年11月7日】大連市金州新区の法輪功学習者・王日清さん(72)は、2018年9月19日、懲役2年6カ月の実刑判決を宣告され、罰金5000元の支払いを命じられた。現在、王さんは大連市留置場に拘禁されている。

 2018年4月14日の昼ごろ、王さんは大連開発区で法輪功迫害の真相資料を配布していた時、法輪功を誤解している人に通報され、開発区五彩城派出所の警官ら3人により不当に連行された。そして、家宅捜索、尋問を受け、健康状態をチェックされた後、王さんは当日の夜に大連市留置場に拘束された。

 2018年7月31日午前、王さんに対する不当な裁判が行われた。裁判の中で、弁護士は法律に基づいて法輪功の合法性を述べた。王さんは、法輪功を学んだ後に健康を得て、性格も良くなったことを語り、無罪を主張した。裁判が終了した時、王さんは法廷で「法輪功は無罪です」と叫んだ。

 王さんは法輪功を20年余り学び続けており、みんなによく知られた良妻賢母な人である。二十数年来、王さんは苦難に満ちた清貧(せいひん・行いが清らかで貧しい生活に安んじていること)な生活を送る状況下で、90代の母親を臨終まで懸命に世話をした。

 中国共産党の虚言に騙されている人々に法輪功への迫害の真相を伝えたと言う理由だけで、王さんは何度も不当に連行され、その度に家財を押収された。2016年11月3日、暖房設備の点検だとウソを付き名乗った2人がドアをノックしたあと、いきなり7人の警官らが押し入り、王さんを連行した。その後、留置場に送られた王さんは、高血圧のため入所を断られた。

 2018年4月14日に王さんは連行された後、家族は一切の情報を受け取っていなかったため、行方不明になった王さんを懸命に探した。2018年7月3日になって、ようやく王さんの居場所が分かったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/10/20/376007.html)
 
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