【明慧日本2019年11月26日】ギリシアのテッサロニキ市はギリシアの北部にあり、全国で二番目に大きな都市である。 テッサロニキ市で最も美しい風景で有名な所の一つがニキス通りである。このために毎日のように、ここニキス通りに来ては大自然を親しむ市民が多く集まって来る場所でもある。
ここテッサロニキ市で毎週、法輪功迫害の真相を伝える活動を行なっている法輪功学習者たちは、2019年10月27日に、いつもと同じように横断幕を設置し、法輪功が中国で受けている中国共産党による残酷な迫害の事実を暴露した。そして、その場で学習者たちは五式の功法を披露した。それを見ていた法輪功に興味を持った市民は、集団で行なう煉功場所や煉功時間などを聞き、修煉しようと決めた人もいた。
通りかかった人々の中には法輪功のゆっくりとした穏やかな功法に引きつけられ、立ち止まって静かに見ていた人がいた。その中の1人の女性が「生体臓器狩り」の写真を見て、学習者に「中国共産党はこんな酷いことをしているのですか」と聞いた。そしてまた「神様は一つの計画があります。つまり中国共産主義がもうそんなに長く存在するのを許しません」と言った。
もう1人の市民は横断幕を見て、現代の科学技術は中国共産党を100倍以上悪くさせ、確かに危険だ。彼は親指を立てながら、「中国共産党の悪行を暴露することで、全世界で存在している腐敗堕落した審査制度と監視システムは崩れるでしょう。ちなみに、法輪功の功法は自分の体にとても良いと思います」と言った。最後に、「これらの迫害停止活動の成功をお祈りします」と言った。
1人の年配者の女性は学習者に法輪功について詳しく聞き、五式の功法は自分の体にとってとても良く、健康になれると聞き、非常に喜んだ。帰るときに、ギリシア語で書かれた法輪功の本を読めるように法輪功の案内チラシをもらって帰った。
若い2人の女性はなぜ、法輪功は中国で残酷な迫害を受けているのか、より深く理解した。真相を理解した後、感謝の気持ちを表し、家や集団の煉功場所で法輪功を煉功してみたいと言った。
学習者と話していたある年配者は、話し始めたばかりの時はいくぶん焦っているように見えた。すでに論争する準備がしっかり出来ているかのように、いくぶん怒りながら学習者に「なぜギリシャではなく、中国について談論しなければならないのですか?」と尋ねた。1人の学習者が迫害されている横断幕上の学習者を指さして、その年配者に見せながら「見てください、私たちとどういう関係があるのかを」と言った。この年配者の人生経験が「世界には正義はない」とこの年配者に思わせていることを、その後、学習者は理解し「すべての人がこの真相を理解すべきです」と年配者に説明した。年配者は息子を失って苦しんでいたため、前世と返済について学習者はその年配者と討論し、これが苦難の存在する原因であると説明した。その場を立ち去る前に、この年配者はついに心を開き、重荷を下ろし、ほっとしたかのように学習者と別れた。真相を伝えた学習者は「人に接するには善念がなければならず、そうして初めて本当に相手を理解できるのだ」ということを身を持って示した。
真相を理解した人々はその場から離れるとき、皆、学習者達がニキス通りで功法の実演と法輪功の真相を伝えてくれていることに感謝の気持ちを示した。