正法での修煉とは法が乾坤を正す過程での大法修煉です。正法での修煉は普通の修煉とは違います。正法での修煉の過程は正法と融合しているからこそ、修煉し終えてから宇宙大法の真の一粒子に成れるのです。普通の修煉は人間の修煉であり、正法(即ち法が乾坤を正すこと)とは関係がありません。この全宇宙を正法する特殊な時期に生まれ、偉大なる師自らの済度を得られることは万載一遇でさえ形容できないほど貴重な機縁です。この正法の過程に参加してはじめてこの法と一体になれます。さもなければ、今回の正法での修煉とは無関係であり、まして正法での修煉での圓満成就など有得ません。
実はこの全宇宙を正法する特殊な歴史時期において、宇宙の全ては法を正すことと緊密に関わっています。大法は宇宙を再び創っており、宇宙の全てが大法の中で位置を並べ替えられるので、宇宙正法と無関係な如何なる物事など存在しません。運良く宇宙の正法過程で法を得た私たち弟子達にとって、個人的な妄想による普通修煉など全くありません。本当に修煉したければ、正法の要求に従って修煉しなければなりません。正法での修煉の機縁の全ては正法が終了する前にあります。法を守り、師を手助けすることは正法過程における修煉弟子の神聖なる天職です。
去年7月20日以来、宇宙において正邪の驚くべき戦いが始まりましたが、正法を抵抗する如何なる邪悪勢力も宇宙大法の前では目的を成し遂げるはずもありません。「大法はすでに宇宙の中の一切を圓満成就させています。」(『圓満成就に向かって』)、「人類の中のひと握りの堕落した者がまだ悪事を働き続けていますが、天体の中の高い次元の最も邪悪な生命は法が乾坤を正している中で、すでに根絶されましたが、最も表面にいる人類の邪悪の徒も、間もなく法がこの世を正す中で根絶され、その中で造った一切の罪を償うのです」(『最後の執着を取り除こう』)。この過程において、師はより多くの縁ある人に、自分自身の根本的執着を認識して圓満成就に向かってもらうためすでに何度も待たれ、何度も終了の時間を延ばされ、幾度となく私達のために犠牲を払われ、苦難を蒙られました。真に表に出てきて師に手伝って法を守る真修の弟子も、困難極まる状況ですでに巨大な代価を払い、またそれによっては「大法のために世間で磐石のごとき基礎と大法のこの世での真実の体現を確立しました」(『圓満成就に向かって』)
世間に残存する一握りの邪悪勢力は愚かにも自分らの邪悪や残虐を表しながら最後の抵抗をしていますが、所詮浮き草や落葉に過ぎません。師はこうおっしゃいました、「現在、それらは学習者と大法を迫害していますが、そのあらゆる行為はみな極めて邪悪で、人に見られてはいけないものであって、暴露されることを恐れているのです。必ず、それらの邪悪を世人に知らせなければいけません」(『理性』)。真修弟子は正法の過程で普通の修煉の枠から歩み出さなければなりません。歩み出すのは正法修煉の要求であり、歩み出す目的は大法を証明するためであり、真相をはっきりし、人々を救い、済度するためです。従って、宇宙の正法がすぐにも圓満に終わろうとするこの歴史的な時期において、この偉大なる時代に幸運に法を得たすべての大法弟子はこの極めて貴重な修煉時間を大切にして、あらゆる機縁をつかんで人々に真相を教え、師の世間での行いを手助けし、法を守り、法を広げていく過程で法をすっかり学び、心性を修して自分を高めて行かなければなりません。 こうしてはじめて天地開闢での正法修煉の機縁を無駄にせず、師の慈悲と偉大なる期待にこたえることができ、正法修煉で圓満成就に向かうことができます。
「理智をもって法を実証し、智慧をもって真相をはっきりと伝え、慈悲をもって法を広めて世人を救い済度する、これはすなわち、覚者の威徳を築きあげているのです」(『理性』)
明慧編集部 2000年9月25日 |
(English: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2000/9/26/8138.html) 更新日:2012年2月5日