(明慧日本2024年7月14日)2006年3月3日朝、法輪功学習者・程佩明さん(懲役刑・8年)は17日間ハンストをした後、仲間の助けのもと大慶市龍南病院から脱走した。これまで程さんはすでに4年間収監されていた。刑務所側は極度の恐慌に陥り、すぐに610オフィス(法輪功取締機関)に報告した。刑務所、公安部門、国家安全部門、武装警察は大規模な捜査を行い、なんとしても程さんを逮捕しようとしている。
程さんを逮捕するために、大慶市の公安部門は3月4日、20数名の警察官を動員し、検問を行ない、程さんの行方を追っている。さらに、同じく大慶刑務所に監禁されている法輪功学習者・関兆起さんの家に押しかけ、ハンマーでかぎを壊し、不法に侵入し、棍棒で関さんの息子を殴り、パソコンなどの物品を押収した。関さんの奥さんは仕方なく、家を離れた。
警官らは大慶地区の各病院を全部捜査した。大慶市を出る道路はすべて警官らによって監視され、通過車両に対して検問を行なっている。さらに、程さんの実家のある鶏西市にも行って捜査した。また、北京にも要員を派遣し、程さんを逮捕しようとしている。 そのほか、大慶市刑務所の警官は毎日程さんの家の近くで待ち伏せをしている。程さんの妹に毎日刑務所に報告をするようにと命じた。また、関さんの息子も24時間尾行されている。程さんの居場所を突き止めるために、程さんと関さんの家族の電話と携帯電話を盗聴している。
大慶警察局は指名手配令を出して、有力な情報を提供した人、逮捕に貢献した人にそれぞれ人民元3万元と5万元の懸賞金を出すという。指名手配令の中で程さんが法輪功学習者だということに触れておらず、組織を利用して犯罪をしたため、8年間の懲役刑を言い渡された犯人だとしか言っていない。 正念をもって程さんを支援しよう!
2006年03月12日