湖北省荊州(けいしゅう）市に在住の法輪功修煉者・張荊州さん(52歳男性)は12年来、中共(中国共産党)当局の法輪功に対するの弾圧政策のもとで幾度も強制連行・家宅捜索・不当拘禁・悪質な洗脳・生活妨害などを受けてきた。2011年6月、相前後して3年6カ月の労働教養を強いられ苦しめられたにもかかわらず、武漢市洪山区裁判所に再び懲役5年6カ月の不当判決を宣告された。

2010年12月13日、張さんは言論の自由を公に述べたということが理由で、警官に連行された。張さんは、施設内で吊るし上げる拷問を加えられ、睡眠を剥奪され、面会も禁じられた。

2011年5月31日、裁判所で張さんは傍聴する家族も弁護士もないまま、裁判が開廷された。張さんは、東西湖分局の警官によって吊るし上げられて滅多打ちにされた事実を述べたが、裁判官は聞き入れる耳を持たず、5年6カ月の不当判決を宣告した。一方、張さんの家族は張さんが不当に拘禁されてから、ずっと面会を許されていなかったが、裁判の結果すら知らされなかった。