最後まで着実に修煉する
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年10月29日】私は大法を修煉して21年になる年配の大法弟子です。自分が修煉した過程の体験を文章にして、同修と交流し、師父に報告させて頂きます。

 数年も変わらない学法グループ

 私の家は学法の拠点になっており、4人の同修が毎晩9時から11時まで、2時間ほど学法します。大雨や大雪や強風など、どんな悪天候でも同修達は必ず来ます。私は同修の学法に対する厳粛で真面目な態度に感服しています。

 ある晩、大雨が降りました。80歳の年配同修が学法を終えて家に帰ろうとしました。雨の勢いが強いので、一晩泊まるように勧めましたが、窓を閉めていない家のことが心配だからと、帰ることにしました。翌日の夜、家に来たその同修は「昨晩、ずっと『法輪大法は素晴らしい』と念じながら家に帰りました。そうしたら、何事もなかったよ」。この同修は80歳ですが、1日2回、毎日出かけて、人々に大法の真相を語り、衆生を済度しています。長年多くの人を救いました。煉功や学法も欠かさず続け、毎日の睡眠時間は少ないのですが、精神状態はとてもいいのです。行動や言葉は人々に老化を感じさせません。

 高い水準で自分を律する

 我々の学法グループが学法を終えるのは毎晩11時くらいになります。私はいつも12時の発正念をしてから寝るようにしています。第二式の功法の時間が延長されたあと、早朝の3時にきちんと起床して煉功し、数十年も変わりません。朝6時の発正念を終え、朝食を簡単に済ませてから他のグループと学法し、それから真相を伝えに行きます。昼の12時前に帰宅して発正念をし、昼ご飯を食べたら少し休憩を取ります。その後、家で学法をしたり、法輪功のチラシを包装したり、小冊子を製本したりします。午後6時の発正念を終えて、娘の夕飯を作ります。もし他にやることが無ければ、再び真相を伝えに出かけます。

 今は疫病が流行っていて、時間が緊迫してきました。学法グループの同修は毎日、一刻も無駄にせず、人を救いに出かけます。自分をしっかり修めなければ衆生済度の効果がないので、私は怠らないようにしています。休む時間は少ないのですが、精神状態はとても良いのです。

 迫害の実態を伝え、資料の配布を怠らない

 師父の加持の下で、私は毎日出かけて真相を伝え人を救い、縁のある人に出会わせて頂いた師父に感謝しています。世の人の様々な反応には本当に感慨深いのです。

 私が住む下の階に、1人の若者が居て、彼は字が読めないのですが、私が真相を伝えたあと、理解しました。同じ建物の上と下の階なので、私は大法の真・善・忍に基づき、近隣付き合いをしているうちに、彼は心の底から法輪功が良いと分かりました。私と会うたびに、周りの人がいてもいなくてもお構いなく、「法輪大法は素晴らしい」と叫びます。私が何処を歩いていても、私を見かけると、彼は「法輪大法は素晴らしい」と声を掛けます。私が「周りにあんなに人が居るのに、大法が良いと叫び、怖くないの?」と聞くと、「法輪大法は確かにいいのですから、何も怖くないですよ」と言いました。

 コミュニティの警備室の、警備員の1人を除いた全員が中共の組織を三退しました。彼らは私を見るなり、明慧カレンダーや卓上カレンダーを欲しがりました。今は自分の手元にないので、あればすぐに持ってくると彼らに約束し、「法輪大法は素晴らしい」をよく念じるようにと教えました。

 真相を伝える際に自分より年上の老人に会いました。彼女の電動三輪車は新車ですが、そのときなぜか起動しませんでした。私は彼女に「誠心誠意に法輪大法は素晴らしいと念じれば、三輪車は起動しますよ。一緒に念じましょう」と言い、共に念じ始めました。すると三輪車は起動しました。彼女は「凄いですね、『法輪大法は素晴らしい』を念じると、本当に起動しましたね」と感激しました。私は彼女に法輪大法の真相を話すと彼女は理解して共産党の組織を退きました。

 真相資料を配布する際に、危険にさらされる時がありましたが、師父のご加護の下、毎回無事に逃れることができました。

 ある日、歩きながら資料を配っていると、突然人に呼び止められ、カバンを取られました。法輪功の資料と分かった途端に、その人はすぐ派出所に電話をし、どこどこに法輪功の物を配る人がいると通報しました。何回も電話しましたが、警察の人は来ませんでした。そのすきに、私はずっと発正念をして、師父に助けをお願いしました。膠着状態のままでその人と突っ立っていました。時計を見ると、娘の夕飯を作る時間になっていたので帰らなければいけないと思いましたが、ふと、これは人心ではないか、これは情ではないかと気づきました。私は発正念をもっと強くしました。その人の通報の電話はやっと通じましたが、警察が自分で捕まえたのであれば自分で処理しなさいと言いました。そこで、その人は私の写真を撮ろうとし、携帯を使い、資料を私の物だと言わせ、録画しようとしました。私は「これは人を救うための資料です、法輪大法は素晴らしい」と叫びました。すると、その人はそのまま立ち去り、私はカバンを持って家に帰りました。

 またあるとき、行き先が決まっていなくて、行き当たりばったりで資料を配っていました。どこに行ってもあまり気にしなかったのです。向こうから1人が歩いて来ました。見た目は普通の人ではなさそうでした。その人に「法輪功の資料を差し上げますから、持って帰って読んでみてください」と言いました。すると彼は「ここがどこかよく見て下さい」と言いました。言われて見ると、そこは裁判所の前でした。明らかに彼は裁判所の職員でした。私は彼に「では資料を読んでみて、同僚にも見せてあげてくださいね」と笑顔で言い、その場を離れました。

 毎回真相を伝えに行くとき、縁のある人を自分のそばに連れて来て下さるように師父にお願いしました。三退した人の中で、私に「どうやって感謝をすればいいですか?」と言われ、「本当にありがとう、どうやって恩を返したらいいですか? ご飯を奢りましょうか」とか、「あなた達は大変苦労して、本当に親切な方です。こんな世の中で、私達のために思ってくれて、ありがとう」など、更に三退したあと、街なかで「法輪大法は素晴らしい」と叫ぶ人もいました。

 これは衆生が救われたあと、師父に感謝していると私は理解しました。大法の師父が彼らを救われ、また弟子に対する励ましでもありました。

 21年間の修煉の道は師父のご加護があったからです。師父が弟子に下さったすべてに感謝します。現在疫病が流行しており、もっと人を救わなければいけません。弟子は必ず師父の要求に基づき、自分を修めます。三つのことを成し遂げて、もっと精進し、師が法を正す事の最後まで手伝わせて頂きます。

 師父にお礼を申し上げます! 師父の慈悲なる済度に感謝します!

 合掌

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/19/413961.html)
 
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