SUVに追突され、無事だった
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文/中国の大法弟子 

 【明慧日本2021年11月13日】2021年4月初旬のある日、私は三輪車に3000グラムの酒が入った樽をいくつか積んで幹線道路を帰宅していました。突然、脇道からSUVがこちらに向かってくるのが見えました。バン! という音だけが聞こえ、その後、私は気を失いました。

 意識が戻ったとき、私は野原に倒れていました。気がつくと、私はSUVに追突され、ガードレールを飛び越えて畑の中にいました。

 頭には拳大のこぶ、肩には卵大の傷、手、腕、足、膝にも傷がありました。その日、私は何枚も服を重ね着していましたが、すべて破れていました。ズボンや靴下まで穴が開いていました。でも、痛みや違和感はありませんでした。

 私の電動三輪車は横転しました。樽の一つが壊れ、私は酒まみれになっていました。SUVが私の三輪車に激しくぶつかって、幹線道路から飛んでしまったのだろう、ガードレールに頭からぶつかったのだろう、だから頭に大きなコブができたのだと思いました。

 その時、何人かの人がやって来て、1人の若い男性(後でSUVの運転手だと知りました)が私に「大丈夫ですか?」と尋ねました。私は、自分は法輪大法の修煉者だと、それだけしか考えていませんでした。私は彼に、「私は大丈夫です。私は法輪大法の修煉者ですから、お金を要求することはありません。でも、法輪大法は素晴らしいということを覚えておいてほしいです」と言いました。

 その時、ある女性が、SUVのナンバーと運転手の電話番号が書かれた紙をくれました。彼女は私に、警察に電話してほしいと言いました。私は彼女の助けと親切に心配してくれたことに感謝しましたが、警察に通報したくはありませんでした。彼女は私を馬鹿だと思っていました。SUVの運転手が私の三輪車を修理するために見つけてくれた整備士も断り、私に警官を呼んで病院に行くように言いましたが、私は大丈夫だと言いました。

 その後、ある人が私の頭の大きなコブから血が出ていないかと聞いてきました。私は「大丈夫です」と答えました。その人は出血していないと、頭の中に血がたまって外出血よりもひどい結果になると考えたのです。運転手は怖くなって、すぐに自分で警察に電話して、私を病院に連れて行かないと心配でたまらないと言いました。

 その時、私は交通警官を含む野次馬に、自分が法輪大法の修煉者であること、法輪大法がいかに素晴らしいか、中国共産党の宣伝がいかに大法を中傷し、大法の修煉者を迫害しているかを伝えました。

 ある人はこう言いました。「ありがとうございます。あなたが言ったことは忘れません。あなたはとても良い人です。だから、あんなにひどい交通事故でも死ななかったのです。あなたは祝福されなければなりません」 また、交通警官も「はい、法輪大法の修煉者が良い人であることは知っています」と言ってくれました。

 彼らの度重なる要請を受けて、私は病院に行きました。何度も検査を受けましたが、すべての結果は問題ありませんでした。

 運転手とその奥さんが私を家まで送ってくれたとき、私は法輪功迫害についての事実をさらに話しました。法輪功迫害の事実を明らかにする機会を得たので、この交通事故は悪いことではなかったと思います。夫婦は二人とも、入党していた中国共産党を脱党することに同意しました。

 翌日、私はいつものように市場に行って仕事をしました。

 後日、交通警官から、交通事故の全責任は運転手にあると言われ、「どのように解決しますか?」と聞かれました。私は、運転手とはすでに和解していることを伝えました。運転手は私に1000元を提示しましたが、私は受け取りませんでした。こぼれたワインの代金と三輪車の修理代しか受け取らなかったのです。

 慈悲なる偉大な師父が私の命を救ってくださったことは間違いありません。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/9/14/430779.html)
 
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