広州市の劉金煥さん 裁判所に移送される
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 【明慧日本2020年10月31日】(広東省=明慧記者)広州市番禺(ばんぐう)区の法輪功学習者・劉金煥さん(56歳女性)は5月18日、番禺区公安分局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、鐘村派出所の警官に連行され、番禺区留置場に不当に拘禁された。その後、海珠区裁判所に移送されたという。

'刘金焕'

劉金煥さん

 劉さんは、広東省建築材料中等専門学校を卒業し、番禺コンクリート工場の従業員であった。1996年に法輪功を修煉し始め、3カ月後にリュウマチ、頭痛、目眩などの持病の症状が知らないうちになくなった。それから、劉さんは心身とも健康になり、家族や職場の人間関係もよくなった。修煉後、劉さんはずっと法輪大法の「真・善・忍」という原則に基づいて自分を律し、責任を持ちしっかり仕事をしていた。日常生活のなかで心を修め道徳を重んじ、他人を助け、より良い人になるように頑張っていた。

 1999年7.20、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害が始まってから、劉さんは何度も迫害を受けた。2000年12月、劉さんは労働教養2年を科され、広州市槎頭労働教養所に拘禁され、のちに職場を無断で解雇された。解放されたあと、劉さんはまた番禺区市橋派出所により監視され嫌がらせをされて、数回家宅捜索をされた。2003年、劉さんは広州市洗脳班に連行され、9カ月の迫害を受けた。長期的な監視、嫌がらせ、迫害により、劉さんおよび家族は精神的に大きなダメージを受けた。

 中共ウイルス(新型コロナウイルス)が感染爆発してから、広州市も大きな影響を受けた。今年2月ごろ、番禺区鐘村街道にある祈福新村では一度緊急状態となった。大手病院の祈福病院では医師や看護師が感染したため全面的に休業した。多くの人が感染し、番禺区防疫チームが駐在し、住民は不安に襲われていた。人々を助けるために、5月6日夜、劉さんは鐘村優瑞工場の近くに止まっていた車の取っ手に数部の「疫病週刊」という資料を置いたところを、監視カメラに撮られた。

 5月18日、番禺区公安分局の国内安全保衛部門と鐘村派出所はパトカー4台を出動し、劉さんの自宅を家宅捜索し、劉さんに手錠をかけ、番禺区留置場に連行した。

 6月16日、劉さんは番禺区検察庁に不当に逮捕状を発布された。8月、海珠区検察庁に移送された。9月末、海珠区裁判所に移送された。担当の裁判官は陳蔭亭であり、検察員は林継深である。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/19/413960.html)
 
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